2017年4月26日水曜日

京都市の恥

馬鹿はどこにでもいますが、お役所の中の馬鹿メーターの振り切れ具合は際限無いですナ。久しぶりの大たわけ者出現です。

ここにその事件を記している京都新聞の記事がありますが、もうね、この右京中央図書館の女性部長というのはただの馬鹿ではなくて犯罪者ですね。文化に対する犯罪。しかも、書籍や資料の保存を通した”文化の守護者”の代表であるべき図書館職員が桑原武夫の寄贈蔵書1万冊を無断で廃棄したとか、悪いけど血が滾るほどの怒りを覚えます。

桑原武夫という人物に関しては21世紀生まれの若い人達には比較的馴染みが薄い人かもしれませんが、少なくとも昭和生まれの人間である程度の教育を受けた人間なら誰でもその名前くらいは知っているほどの一角の人物。フランス文学研究、評論、その他の多くのエリアでいろいろな方面に顔を出している文化勲章受章者で、梅棹忠夫、梅原猛、鶴見俊輔、多田道太郎ら多くの有名人を育てたということでも知られています。

多分、これらの人物から猛烈な叱責がこの愚か者どもに浴びせられることになると思うのですが、一次資料やそれに付帯した収集物などを再度かき集めることは”二度と”不可能!

この廃棄処分を決定した馬鹿部長は今現在、二階級降格の課長補佐という状態で干されているようですが、馬鹿にはカエルのツラにしょんべんでしょうよ。いやまて、もしかして若年性認知症か?
もう一人の犯罪者は場所がないという理由でこの10000冊のの図書の廃棄を依頼した向島のこれまた劇馬鹿職員。

馬鹿に文化の保護を任せるとどうなるか嫌というほどその苛烈な結末を見せつけられ、本当に頭が痛くなります。

文化の保護に金を注ぎ込まない国家と自治体がそしていやしくも名目だけは「文化と深く結びついているハズ」の京都でこういったことが起きるという悲惨。

この職員達、犯罪者として訴追されるべきです。馘首にしたあとで少なくとも民事上の賠償は追求されるべきだと考えるのですけど、間違ってますかね。

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