2016年3月31日木曜日

不況にまた戻るとは言うけれど

消費が増えないのは、結局は種々の事情で使えるお金が無いとか将来に向けての貯金をしないと不安で・・・等というような事がメインではないかと思いますがどうなんでしょうか。

我家の場合はそもそもアメリカに居た時点で話せばびっくりするような低賃金で過ごしたポスドク時代が長かった為、嫁さんを始め家族には厳しい寂しい思いをさせてしまったのですが、その時はお金がなくても子供達が小さい間は家で子供達と遊んであげたりするという方針をとったのが我が家でしたので、お金がなくてもなんとかかんとかやりくりをして必死で子育てをしてきました。

共働きというのは”わざと”選択肢に入れなかったというのが我が家の選択でした。
それはそれで強い意思のもとに夫婦間で決めた一つの決定だったので、飯が食えて屋根がある家に住んでいる間は贅沢さえしなければという感じで嫁さんは頑張ってくれました。

しかし、そのとき嫁さんと冗談で言っていたのは「俺達みたいなのが世の中の大部分だったら資本主義は破綻するね〜。w」ということでした。消費が回復しないとか消費が増えないとか言っている識者の人達にはそう言った発想が欠けているんではないかと最近思うことが多いです。

使えるお金もなければ将来にわたる明るい展望も開けない中では多くの人達は内側に閉じこもって外出を控えたり、お金を使わず取り敢えずは空腹をも満たしさえすればその質は問わず・・・等といった選択になるのは自然の流れ、おまけに子供を持った人々でさえもその子供達に教育費が嵩むのであればやはり己の家庭では余分なことにはお金は使えないはず。

当然至極と言う感じで皆が安近短の旅行しかしなくなったり、高額な車は買わなくなったり等となるのは子供でも解る自明の理かと。
そういった中で仕事や収入を増やそうとすれば、当然仕事を見つけるチャンスを増やしたり、そのために必要な資格をとるための戦略を練ったり、夫婦が共働きできるように託児所を沢山設けたりしなければ消費は回らんですし。

国が一億なんとかっていう戦略を声高に叫ぶ前にもう少し急いでソッチの方にお金を大量にしかも素早く使うべきではないでしょうか。日銀動かして変な小手先の戦略を小賢しく使って人工的な地震を起こしたところでその効果は持続性という意味では全然というレベルではないでしょうか。

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2016年3月30日水曜日

世の中には変なものが沢山

医局に置いてある新聞にナンジャコリャというようなものが出されているのを見ました。

世の人は結構知っているのかもしれませんが、今度からマンホール・カードなるものが各自治体の上下水道局などから発行されるというもの。その説明はここにありますが、よくこれを出したなという意味ではビックリですね。

前にのブログでも実際に書いて写真を貼り付けたこともあるのですが、名古屋のマンホールも結構凝った装飾や変わったものが沢山見受けられていて、これって一覧になってたら面白いのにな〜位には思ってたんですが、企画考えてくれた人には私的には感謝です。色んな所を巡る時の楽しみがまた一つ増えますもんね。

この企画の前にはある企画があって知る人ぞ知るというものなのでしょうが、ダム・カードというものが世の中には存在しています。その説明はここにあるのですが、驚くほど大量にあるのです。
名古屋近郊にもあちこち散らばっていますし、その配置をマップとして確認できるサイトまでしっかり作成されていますから収集マニアにはたまらないものがあるでしょうね。(私もこの手の企画実は嫌いではありません。というか好き。w)

これから更にマンホールの蓋も種類が充実してくると思われますので、そのラインナップは長大化されるのではないかと踏んでおります。そういう意味ではコンプリート化はダムなどのようにその巨大構造物の性質上、自ずと数が限られるようなものとは違って”容易に”自治体の数に応じた数の爆発が予想されますので、収集癖を持つ輩(特にBoys)には熱い視線を送られる可能性有りですね。

何と言ってもカラー化されたマンホールを筆頭に相当美的なレベルの高いものが沢山ありますのでね・・・。
長崎とか遊びに行った時にはまた集めてみようかな。

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2016年3月29日火曜日

最近の本の読み方

最近買った本を同時に何冊も読むことが増えてきました。

だからといってそれぞれの本を最後まで読み切ることが早くなったということは全く無くて、それぞれ読んでいる本を床やベッドの上に散らかしながら同時に気の向いた本をあれやこれやと読んでいる次第です。
それこそトイレのトイレットペーパー置き場にも数冊。

一人暮らしの間だけ許される”男おいどん”の世界ですが、こういった方法は子どもや嫁さんが帰ってきたら到底許されるものではありませんので、特殊な状況といえば特殊な状況なのでしょうが・・・。

そういったやり方をして本を読んでいる事に関して最近気づいたのですが、このやり方というのはネットサーフィンをし始めてついた癖と一緒のような気がします。
というのも、私の場合はいろいろなウェブページを巡りながらもそのページがオモシロイと思ったら比較的そのまま開いておいてブラウザのタブとして残したまま次の物件を読み漁るという状態にすることが自分でも多すぎるかなと思っているくらいの量があるんですね。

タブも10個位までならまだ可愛いのですが、マルチウインドウに開いているそれぞれのブラウザに各々30枚位のタブが開いていることがあって、そのせいでメモリを喰い潰してしまい挙動が遅くなってしまうことも多々ある様な状態。

それが実際の読書にも反映されちゃってるんじゃないかというのが私の今の自己観察です。
結局はどのページも読みきるし、開きっぱなしにしているうちに実はこの記事はそれほど読む必要もないなって感じで閉じてしまうタブもあるって事で、結構これはポジティブな面もあるのかも?等とひとり勝手に都合の良い解釈をしています。

他方、開きっぱなしの本の方はというと、、、正直閉じてしまうことは先ず無いですね。開きっぱなしの本があちこちの床に生えてきております。
最後はどうなるのでしょうか。嫁さん達が帰ってくる前までには全部読み切るか?w

ああ、その前に娘達が遊びに来ますわ。やばい。orz

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2016年3月28日月曜日

さくらのツボミがかなり開いてきました

病院のそばや自分の家の周辺を歩いていると随分と桜の花びらが開いています。

今年の開花宣言自体は名古屋は日本で一番早く宣言した2か所のうちの1か所になりました。全く知らなかったのですが、気象台が開花している花びらを数えるのは標本木というのがあるということで、それに付いている花の蕾5個以上が開花していたら開花宣言だとか何とか当直室で観たテレビ番組で言っておりました。
今度引越した家の周囲には名古屋でも結構有名なソメイヨシノの並木道があるのですが、来年帰ってくる嫁さんには時期的にまだもう少し間に合わない感じかなって考えています。

上に貼ってある写真のさくらが今見える近所のさくらの開花状態(名古屋)ですが、数日でゴンゴンと満開へ向けて開花していくのは例年のことなので、まあ、しばらくすればアレ?もう散ってきてるぞ、というくらいにまでにはなってしまっているのでしょう。(因みに満開というのは80%以上とのこと。)

それにしても、物の本によりますと日本のさくらはソメイヨシノばっかりになってしまっていますが、やっぱり多様な桜を観てみたいですね。
どこにいけばなるべく多くの種類を比較的多く見ることが出来るのでしょうか、一度調べて見たいものですが、生息域の分布に関する知見って大学の研究室レベルで調べる論文の情報のような気もします・・・。

それにしても、さくらという花一つとっても奥深いものですね。

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2016年3月27日日曜日

久し振りに嫁さんと長話

LINEは便利です。

それまで使っていたskypeも相当に安いし品質もそれなりのVoIPですが、アメリカの嫁さんとタダで何時間でも話せるLINEを使い始めてからは本当に電話を使うこと自体忘れてしまってます。

一応アメリカの家の固定電話の番号も未だ持っている事は持っているのですが、この番号なんてマアほんまに使ったことありませんわ。単純に固定電話とケーブルテレビとネットをセットで契約しておくとネット単独とほぼ変わらない値段でものが使えるから持っているだけの番号。

おまけに本当にごくまれに日本の年老いた両親とFAXをやり取りするためと、学校からの雪や嵐の日の臨時電話の連絡にまだ入っているということくらいでしょうか。実際は嵐や雪の時のNo School Dayはネットで前もって知っていますし、両親との連絡にはもう緊急でやり取りしなければならないようなものは私が日本にいる限りもうアメリカとの間では何も無いですからね。

さて、今日は起きてしばらく経った嫁さんとLINEで長話をしました。(長電話ではないですね。)
最初はLINEで淡々とチャットをしていたのですが、ベッドに寝そべって上を向いてやっていたら長くなりすぎて手が疲れてきたので、ボイスに切り替えて50分近くいろいろな話をしました。

話す内容のほとんどはご想像のごとく娘達や息子のこと。
娘達が日々どんな感じの話を母ちゃんとして、どんなことを感じ、どんな考えを持っているのかということを結構長々と聞きました。まあ、お年頃の娘達ですので実の父親に対してはなかなかおおっぴらにしない話でも、お母ちゃんとは当然のごとく女同士でイロイロするようでして・・・。

おおまかに聞いた話では、娘達も自分達なりに結構なレベルでいろいろなことを考えているようです。私が彼らにしてやれることは精々のところ遠隔地である日本から財政的に支えていく事ぐらいですが、あとはしっかりと自分達の二本足で立って社会のためにその存在が役に立つ人になってくれれば親としてはもう何も言うことはありません。

お世話になったアメリカ社会にでもいいし、世界のためにでもいいし、日本の為でもいいですから磨き上げた己の能力を使って外の世界をより良くしてくれるようになればお父さんもお母さんも満足ってことだけは伝えたいですね。

それにしても嫁さんと話すのはやっぱり心地良いです。
馬鹿野郎と言われるのを承知で書くのですが、”惚れた弱み”は一生ものですな。w

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2016年3月26日土曜日

民進党とか

何だかよくわからない烏合の衆の離合集散が繰り返されております。

台湾の民進党からもおんなじ名前を”よりによってお前らが”付けるなとクレームを付けられたとかなんとか言う日本の民進党ですが、民主党と維新の会が合流して衆参併せて160弱の議席を構成することになっているんだそうですな。

暴力革命を未だに志向する共産党とどうにか組めないかなどと一瞬でも考え、四苦八苦するあたりがその支離滅裂感を助長しておりますが、 まあ本当に烏合の衆という言葉がこれほど似合う方々も珍しいわけです。
今の自民党の構成要員や実施される政策がベストなどとは到底思えない現況ですが、先の鳩山、菅あたりの恐ろしい記憶がまだまだ皆の脳裏に焼き付いている上にフランケンシュタインが党首で、江田、長妻、蓮舫などという駄目駄目の三羽烏が代表代行とかどれだけの人材払底かね。w

連中の顔ぶれたるや新進党・民主党と続いてきた”まるで駄目”な連中が、着ている羽織を変えただけの奴らばかり。(そう言えば新進党と民主党を合併させたら民進党ですな!w)この連中に初回のNNNの世論調査では26%が期待するとなっていたということ自体が驚きですが、それでも未だ26%は期待するという連中が居るんですね〜。期待しないは60%ですが。(まあ、この調査自体がどれほどの信頼度があるのか判りませんけれど、期待すると答えた人間の二倍以上が緒っから期待してないってどれほどのご祝儀相場でも滅多に無い程の低評価ですな。w)

次回の総選挙で勢力図がどれほど動くのか判りませんが、トランプでさえアメリカでもしかしたら予備選トップになりそうな勢いですから、このボンクラの皆さんも何らかの奇跡に期待しても良いのかもしれませんな。
という訳で私の何の根拠もない行き当たりばったり予想では、次回はこの方々100議席を下回るとみました!(根拠ゼロ)

嗚呼、、、世の中の現実は冗談より質が悪いや。

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2016年3月25日金曜日

己の意思で死にたいように死ぬ権利

入院している患者さんで、今ある病を得て命の灯火が消えかかっている方が居りました。

しかし、この方は非常に頑固一徹。
今まで縁が切れていた御家族も死の影が見え始めている父親に遭うために役所が居所を探し当てて連絡をとってくれた後すぐに病院に駆けつけてくれました。

御家族にお話を伺うと、とても人様にお話はできないような事も含めてわがまま放題やってきて家族は散々振り回されてきて大概迷惑だったとのことですが、それでも未だ片隅には愛情が残っていて可能であればもう少しだけ生かしていただけないかとのお話も・・・。

しかし、患者さん御本人は酸素でさえ”可能であれば”使用したくないとのこと。私の勤める病院はホスピス専門の病院ではありませんし、この方は幸いにして痛みに関する緩和ケアは不必要な方でしたので、呼吸苦の困難と本人の”生きる証”としての自分自身による摂食への希望は絶たないようにケアはしつつも、輸液や投薬を”拒否”されるようであれば、入院を継続させることは出来ません。

それでも、ヨーロッパの病院の様に”自力で口から食べられなくなったら”モニタリングも輸液も、検温さえも一切せずにそのままお亡くなりになるまで保存的に見送るというような事は現時点では当院ではしておりませんので、そこが難しい所です。

頑固というのがありとあらゆる方向にハリセンボンの様に飛び出しているのに、お話は穏やか。
人というのは見かけでは全くわからない所が本当にたくさんある不思議な生き物です。

己の命のエンディングをどういう形で迎えるのかという点に関しては何時も最大限に御本人の御意向を尊重したいと考える自分です。

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2016年3月24日木曜日

やらかして悶々

タイトルからなにか変なことを想像させたのならすんません。

私がやらかしたのは実は先日買っておいたSLOW COFFEE STYLE/KINTOというところのコーヒー用カラフェとというガラス部分の受け器とステンレスのフィルターを試したことでした。

ものを見て頂くとよくわかると思うのですが、要するにステンレスフィルタを用いたコーヒーの漉し器セットなのです。夜になんとなく飲み物が欲しくなってそれまで口にしていたロゼのワインを飲みきった後のもう一口を何にするかという時点で既に11時過ぎ。

一昨日書いたようなオジサンの体力の法則からすると確実にさっさと寝なさい!というのが着手としては正解なのですが、そこは馬鹿なオジサン。ちょっと勉強の調子がいい感じで波に乗っていたのでここは一つコーヒーでも飲んでシャキーン・モードで行きますか!と調子に乗ってこのオリジナルサイズである600ml分を新しく貰ったベトナムのコーヒーを用いて飲んでみたのです。

実際製品自体は予想以上に素晴らしく、これならペーパーフィルターは本当に要らんわい、と断言できるレベルでしたので嬉しくなってしまいました。
ところが、そこからが問題。w

通常私はカフェインの影響は通常レベルのコーヒーを飲んだくらいでははほとんどゼロに近いものがあって、他の人が「眠れんくなる」等と言っているのを脇で聞いていても「そんなもんかいね?」という程度のひとなのですが・・・。ベトナムコーヒーのカフェイン量が多いのか、単純に飲んだ量が馬鹿みたいに多かったせいでなのか、もうベッドに入ってもギンギンのギンギラギン状態で眠いはずなのに”全く”眠れないのでした。

結局本格的に寝入ったのは朝の4時半過ぎ!それから起きたのが7時でしたので何をか言わんやです。
それでも朝起きた時は比較的目が冴えていたくらいですので、如何にカフェイン量が多かったのか想像がつこうというもの。そのまま朝の外来に突入していった馬鹿なオジサンの話でした。

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2016年3月23日水曜日

医学部ばかりが人気になるような国は未来は暗いでしょ

医師である自分自身がこんなこと言うのも変ですが、敢えて言わせてもらいます。

「医学部ばかりが人気になるような国は未来は暗いでしょ」

オメーは何言ってんだ?と言われるのは重々承知で書きますが、逆説的でも何でも無くやっぱり理系の優秀な頭脳を持つトップ中のトップレベルの人達はやっぱり日本の為には、と言うか世界の為には理学系・工学系でその大輪の花を咲かせてもらいたいと心から願うのです。

私がここで言うトップ中のトップというのはごく一部の並外れた理系の能力を持つ人を含む一群の人達で、いくら”頑張って”も乗り越えられない壁というものが存在する理系の世界においては必要なエンジンというか能力を持った人しか見ることの出来ない”世界”が確実に有ります。

光の三原色である赤、青、緑で構成され網膜に映しだされる世界は多くの人達がみることが出来ますし、視力の善し悪しによってはより遠くが見えたり桿体や錐体の細胞の変異を持つ人ではもう少し別の色をキャッチすることが出来る人も当然いるでしょう。

しかし、例えて言えば理系の世界には紫外線や赤外線、果てはX線でしか見えない世界まで観ることが出来る人達が極々一部ながら間違いなく居ます。そういう人達に受験勉強をさせた挙句、成績優秀につきモチベーションなど関係なく「医学部へ行く」ような教育を施すようなことは本当に止めていただきたいと心から願うのでした。

極端な喩えをすれば、名古屋から東京に行くのに三段ブースターのついた巨大ロケットを使う必要はないという感じでしょうか。 w
名古屋東京間は車でも新幹線でも飛行機でも行けますが、ロケットでは行く必要ないですし、地上の間を往復するのは今のところ精々飛行機で良いわけです。しかし、月に行くにはロケットが必ず必要な訳でして、新幹線や飛行機ではそれこそ逆立ちしても到達することが無理な成層圏の外の空間がそこにはひろがっています。

もし、親のエゴや収入などというものがそういった人達を医学部に向かわせているとしたらそれは人類や国家にとっての損失。そんなことは車や新幹線の人達に任せておいて、アメリカやその他の国々の国際的な舞台で超大輪の花を咲かせて欲しいと切に切に願うのです。

医学部に入ることなど成績の上では朝飯前とかいう人達や、異様な数学・物理的な才能を見せるけど他のことは平均に及ばず、いわゆる”有名な大学”にはという人達も含めて、是非”視ることの出来る・到達することの出来る特殊な感覚や能力を持った人達だけが戦える世界”で存分にその才能を開かせていただきたい。要するに異能は有効に使っていただきたいというお願いです。

最近の医学部ばかりが人気になって、卒後の仕事故に理工学系の人気が落ちている日本の現状を見聞きする度に日本のノーベル賞受賞は今がピークなのかもって考えてしまうオジサンなのでした。 また暴論ですな。w

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2016年3月22日火曜日

大沈没

えーと、昨日は疲れ切っていて夜かなり早い時間から横になったまま食事直後から沈没しておりました。

年に何回かこういうことはあるのですが、本年1回目が昨日やってまいりました。w
まあ、半世紀も生きていれば、二十歳の頃のようにガンガン無理してそれでも体は回復するという風には参りませんので、こういうリセット的な眠りは体がどうしても要求している自然現象と考えて素直に受け容れています。

昔と同じように頑張っていても、やっぱり体は正直なもの。20代、30代、40代、50代と少しずつ無理の出来る強度や長さが変わってきますし、疲れた後の回復のレベルや速さも全く違います。寧ろ後者の回復のレベルや速度のほうが年齢とともに落ちてきている度合いが大きいと思いますね。頑張りの方は何とか効いてもその後のダメージ修復が・・・。w

という訳で、鍛え方を変えないことにはいつまで経っても超一流として働き続けるゴルゴ13のようには参りませんなぁ。

やっぱり代謝速度の低下がもたらす衰えが、昔から持っていた体が覚えているバイオロジカルな回復の”記憶”とマッチしなくなってくる結果がこう言った感覚的なそして実質的な体力の低下を感じさせるのでしょう。

ああ、歳は取りたくないもんだ。w

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2016年3月21日月曜日

子供の貧困

日本の子どもの相対的貧困率は、データ上は2012年に過去最悪の16%超でほぼ六人に一人とのこと。

この相対的貧困というのは平均年収の半分に満たない家庭に属する子供達のことだそうです。この数字は先進国では最悪だそうで、それが我が日本の現状というのが本当にやるせない・・・。

ご飯が食べられずに学校に来ても全く勉強できないなどと云うのはごく普通の事だそうで、今の貧困家庭の悲惨さはそんなものでは表現できないほどのものがあるというのですが、これが終戦直後であればまだしも、21世紀のG7主催国の話であるというのが情けない限り。

どんな先進国にもいつまでも、そしてどこのエリアでも貧困の問題がつきまとうのは宿命であるのは承知としても、先進国最低の国が何故われわれの国”日本”でなければならないのかと問いたいです。
2017年の臨時福祉給付金対象者である65歳以上の人間1200万人に一律3万円が支給されるという話が伝わっています。

俺はちょっと待てや、オイ!!!!責任者出てこい!と怒鳴りたいです。

2016年に子供の貧困対策として計上された33億円を政府は誇っているらしですが、上で最初に書いた老人用のバラマキ金額の総計は3600億円。子供の貧困対策の100倍の金を未来を作らない年寄りに使って未来をつくる子供たちにはその100分の1ってこれ愚民政策に基づく選挙対策だよね?

じいさま、ばあさまに庇護の傘をかけるなと言っているのでは無いけれども、かける金のバランスと使い所を「完全に」間違ってねえかい?と俺は問いたい。
こういう貧乏系のバラマキ愚民政策は公明党が得意とするところですが、それに自民党が一口のってどうする???

本当に選挙民を馬鹿か何かと間違ってないか?

昔も今も貧しい家庭はあったけれど、それでもその差を作り出す壁は今よりも遥かに薄く、まだまだ「頑張ったものに報いる」システムというのは正常に働いていたと思います。しかしそんな「皆が貧しかった時代」はとうの昔に過ぎ去り今は貧困が固定されがちな時代ですから、考えるべきはあくまで貧困が支障にならない程度に、才能のある人間を有象無象の中に埋もらせないシステムの開発ではないでしょうか。

今のような昭和初期のような大量生産の均一化された人間を育て続けることが正義とされる日本の旧態然とした教育システムの下では、金をかけて「回答するためのテクニック」を習得した人間がその「素の才能」にほぼ全く関係なく高得点をあげるようになってますからね。そりゃ馬鹿か賢いかにそれほど関係なく良い大学に行くに決まってます。

おまけに国立大学でさえ「ええ〜!」というような年間出費がかかる時代です、国はヨッテタカッテでも素の才能のある人間を必死に発掘して教育の機会均等を子供たちに与えるべきでしょう。
様々な尺度で子供達の才能を評価して、それこそまぶすように金をかけてでも出る杭をますます引っ張りあげなければ、AIがルチンワークをこなし、更にその上をいこうと言う時代に金太郎飴のようなしょうもない人間を大量に作ったところで就職口などありませんよ。

紙に書くための鉛筆を買うお金を親に出して貰えない子が居るような国を先進国と呼ぶのは恥ずかしいと私は心底思います。


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2016年3月20日日曜日

トヨタ産業技術記念館に行ってみました

前々から気になっていたところに行ってみました。

それは名駅そばにあるトヨタ産業技術記念館です。
外国人観光客にも行って良かった博物館の筆頭に挙がっているとか何とか他の方から伺っていたので、これはいかねばなるまい!と気合を込めて行ってまいりました。

東山線にそのまま乗って名駅を通り過ごして次の駅です。基本的に名駅から北へは通常なんの用事もないのですが、今回は別。亀島という駅で降りて十分も歩かない所に産業技術記念館はありました。基本的にはノリタケの博物館の隣っていう感覚でよろしいかと思います。

季節もバッチシで、さくらの開花が宣言されてすぐの名古屋ですからちょっとした歩きは素晴らしい散歩になります。スマホの地図に従って歩いて行くとすぐにそれらしい建物が見えてきました。
レンガ造りの骨格を今に残す元はトヨダの工場だったところです。

ご存じの方はおられるかと思いますが、LEADERSという豊田喜一郎がモデルの映画の元になった現場は多分ここではないかと思います。そういう意味では歴史的にも意義深いところですよね。(間違ってたらスミマセン!)
佐吉翁の特許証。なんと農商務省大臣名が陸奥宗光!
入り口のプレートです
正面入口の全景です
先ず最初にみることになるのは豊田佐吉王から始まるトヨダ(タではない)の自動織機の発明と改良の歴史です。順繰りと見て回ることによっていかに多くの人達の恐ろしい数の小さな工夫の積み重ねが物の形を変えていくかというのが非常によく分かるような展示になっています。

しかも、実機を動かしての説明ですので、迫力があります。物事の説明も非常に丁寧で一つ一つ分解して説明してくれるので「なるほど~」ということばかり。下の写真は佐吉翁の作った大発明の一つ。
時代順に見ていきますが、もうここまで来ると凄すぎて凄すぎて。















ドラマにも出てきたトヨダAAとG1!!これが最初はよく故障したとか
部屋の移動中に見える昔あった工場の屋根の形跡ですね
自動車技術とトヨタの時代を画した名車達の大展示場です
初代トヨペットクラウン。当時の超高級車。今の時代におけるクラウンとは格が違います。
医学部の学生だった当時、”既にボロボロ”のこのセリカに乗っていた先輩がいました。w
車の方の展示館にも冶金の実演や実際に使われていた巨大プレス機などがおいてある上にそれらが今現在も稼働する形で展示されていて、マシン好きの男たちにはなかなか堪らんかったですな。

やっぱりこう言った巨大なシステムから産み出される工業製品というのは情熱と才能を持った人間が興した企業を、周りの別の才能を持った数多くの人間達が支え、それを連綿と改良し続けることで発展していくんだなーという余りに平凡ですが至極当然の感想を持ったのでした。それにしても、トヨタ車の最初の学習対象はシボレーの分解研究から始まったんですね〜。感慨深いものがありました。

見学自体は大人の男一人が約三時間ちょっとくらいで終わりましたが、日本人も外国人も、休日ということもあり沢山訪れていましたね。

今度は家族と来てもいいかなとは思いつつ、嫁さんには受けないかも?とちょっと思った私でした。

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2016年3月19日土曜日

ヒッチハイク

当直の時テレビをちょこっと視てみたら、ヒッチハイクをする番組をやっていました。

そういえば私もギリシャのクレタ島で命からがらの貧乏ヒッチハイクをした時に、ドイツ人の若い夫婦に助けて頂いた思い出が蘇ってきました。
とはいえ、日本ではヒッチハイクをしたことがありません。法律上はどうなっているのか知りませんが、そういえばヒッチハイクをしているのを見たことが先ずありませんね。

若い人達でも公共交通機関を使っての移動がデフォルトになっているからでしょうかね?

アメリカでは基本的にヒッチは確か法で禁止されていたはずです。少なくともバージニアではそう習ったつもりですが、実際はインターステートやフリーウェイで結構頻繁に貧乏そうな若い人達が段ボール箱に行き先を書いた紙を掲げているのを見ましたね。

ああいった行為に関して地元の警察って言うのがどう反応するのか見たことがないので良くは知らないのですが、いろいろとヤバイ事件が続いてアメリカでヒッチハイクが禁止になったという経緯があったはずですので、まあ、オフィサーによっては厳しく取り締まっているのかな?

ヒッチハイクは悪いことをしようと思えば、ヒッチする方もされる方も”悪”になることが出来ますので、まさしく善意こそが素晴らしい互いの想い出を作ることになると思うのですが、今の時代なかなかそういうことって難しいのかな?

それとも今の若い世代の”自然に出せる”善意の力がヒッチに関して新たな文化を創っていくのでしょうか。

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2016年3月18日金曜日

保育士の給料あげたれや・・・

ちょっと前から子供が保育所落ちたどっかのおばさんが日本死ねとか書いてるっていう話がネットを賑わしています。

コレに関するいろんなネット上の議論や意見を十本ぐらい読んでみたんですが、今更自分がこう言った議論に追加することは特に無いなっていうのが正直なところでした。
しかし、一つだけ強く思ったことは「教育に金を投下しない国は滅びるのみ」っていうことです。

掛け声ばっかりの一億総活躍とかどうでもいいことなんですが、生活をするために子供を保育所に預けたりする母親や父親が居るのは今時”当然”であって、その人達が働こうにも働けないようであれば当然”活躍”なんかは出来ないわけです。

どこに住んでも安心して子供を預けられる施設が無いような地域には正直いって物理的に住めないわけです。いろいろな保育園関係の記事を読んでいると、保育士の資格を持っている人も経済的な待遇が悪くて保育士としてメシを食えないっていうのが実に多いって言う話があります。

正直暗いですな、気持ちが。役にも立たん名古屋のしょうもない市議会議員が年収1500万になろうというのに、国の未来を担う子供達の面倒を見てあげられるシステムが機能不全を起こしているっていうのはとてもとても近代国家としては恥ずかしい話です。

民進党とかいうクズ政党の連中が月五万円の保育士の給料増額を何の根拠もなしに行ってますが、クズの言うことは別として、まあ東北の使われていない無駄な復興予算や全国のしょうもない箱物行政(含:全国の豪華市庁舎等)に突っ込まれる金、そして己の議員給与自身を雀の涙的スパイスとしてまず使うべし。一兆なんてスグでござんす。w

東京オリンピックの予算は1.8兆円。全国の保育士数約40万人。全員の月収を五万円上昇させたとして、一年でかかる費用は240,000,000,000円=二千四百億円です。たったの!7年たってもこの東京オリンピックの予算にも届きません。
この月五万円の差は大きいと思うんですがね。保育士の資格より、ヘルパーさんのほうが生活できるって言うならそっちに行きますよね、多くの人は。

調べてみると、保育士さんの年収平均はここ数年300万を少し超える程度。これだと、ヘルパーさんの平均よりも70万円ほど少ないことになります。この年収のレンジでは収入はほとんど税金の対象とはなりませんから、上昇分はほぼ増加年収となるわけでいいコトだらけです。

老人の世話をする人達の年収と未来をつくる卵の孵化を助ける人達の年収、少なくともイコールレベルにまで国家が税金を使っても問題ないというか、使わんとイカンと思いますね。老人よりも子供にっていうのは基本的に非常に大切なことだと思いますよ。

教育にもっと金使え! じゃないと日本死ねとか言われてる場合じゃなくて、日本が本当に死んじゃうぞ?
子供を産み育てる前にあれこれあれこれ教育資金のことを考えないといけないような国では皆子供など生まないに決まっとりますわい。

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2016年3月17日木曜日

感染症の研究会へ

昨夜は名古屋地区の各大学病院の合同感染症研究会に行って参りました。

何気なく参加した二回前から連続して参加していますが、演者の発表内容はまさしく玉石混交。まあ、私は感染症の専門家ではないので、そちら方面の権威を持つ方々には何も言うつもりはない人ですし、言うだけの知識も経験も全く有りません。そもそも、そういったことには全く興味もなく、ひたすら知識の吸収という行為のために参加しております。

今回の主演者は私の出身大学の第二内科でつい最近まで教授をされて居られた方でしたが、日本の感染症の研究者たちの中では名前は売れていた方らしく、感染症のガイドライン作成の中でトップを務めた方の一人らしいです・・・。ま,私にはどうでもいいことですが。w

まあ、今回の話はそれなりってことでこれ以上の論評は抜きにさせて頂いて・・・って訳にはいきませんわね。話の中でオイオイと思ったのはガイドラインに掲載する文章の選択に至るまでの非常な苦労の挙句にその選択は感染症学の医師達の70%が同意したものだけを紙の上の最終版に載せていくというものでした。

オイオ〜イ!科学って多数決ですか?臨床感染症制御学っていうのは経験知の集合体みたいなもんだからこれで良いんかな?それともガイドラインというものの性質上そういう決め方するの?w
それにしても、耐性菌との追いかけっこの中で、抗生物質の使用を巡る肺炎の治療というものは実に混乱を極めているように見えたんですけど、それは部外者であるシロウトの見方でしょうかね。そう思いたいくらいカオスに満ちた感じでしたが。

アメリカかイギリスだかではガイドラインに沿って治療したグループの方の患者の死亡率が高かったという笑うに笑えない実例まで挙げられて来た時はもうね、何だか訳わからんぜコレって感じでしたが。

実のところ面白かったのは症例検討会でした。
コレも大学だからこそ許される恐ろしい数の検査と聯合艦隊総攻撃風の治療を使った話で、自分の大学の臨床検査教室のある人物を救い出すまでの若手女性医師の苦闘が語られましたが、何だか集学的治療で明らかに莫大な労力と金をつぎ込んで最後はこの方を助けたのですが、こういったことを来る人皆にやってたら、そして治療者側が皆やってたら日本はアッという間に大破産ですわ。まあ、医療経済学的観点が全く語られなかったのはちょっと片手落ちでしたね。

市中病院ではそうは問屋が卸しませんぜ、全く・・・。
こういうのは大学の外の人からみると漠然とマスターベーション、いや自己満足というふうに取られかねないような気もしました。

しかしそれはそれ、若い優秀な先生方の活発な議論は老大家達を黙らせる迫力を持ったクオリティを持つ方々が沢山いたと思いました。日本の感染症研究が沙汰止みになることは少なくともここ暫くは無さそうです。

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2016年3月16日水曜日

やっぱり小さい子供達は柔軟そのもの

帰る直前に病院の保育園に入っているヘルパーさんの子供さんの一人に廊下ですれ違いました。

ところがこの子にちょっと驚かされることがありました。
それは英語で話しかけられたことでした。それも結構難しい文章を含んだ綺麗な発音だったので、最初は冗談かなって言う感じで軽く応対していたのですが、驚くほど話が普通に続いたので???となってしまいました。

びっくりしたので、一緒に廊下を歩いていたお母さんに話を聞いてみたところ普段別に行っている学童のようなところで、先生が英語を教えてくれていると話してくれました。
少なくとも私が話をした子供は字が書けないし読めないらしいので、全ては「耳」から吸収したものしか無いわけです。

子供の脳味噌っていうのは改めて柔軟そのものだなって感じ入る次第です。
最初はハローだけ言ってきたので、冗談半分で始めた英語だけの会話。あとから聞いたら「お医者さんだから英語が話せると思った。」(<完全な間違いです。w)ということで先に走ってきた子供さんが白衣と聴診器をかけた私を見つけて話しかけてきたというのが事の始まりだったらしいのですが。

言葉を喋るということは相手の話している言葉を繰り返す事のできること(少なくとも頭のなかでは!)が話せる、(解るということとは同じでは有りません)ということだと考えています。結局は耳が良いというのは相手の言っていることをそのままコピーできる、そしてその中の名詞や動詞や形容詞を変えて「会話」というものを創りだす能力ではないのかなっていうのが持論です。

勿論初歩的なもので始まるのでしょうが、やがてはそれが流暢に出てくれば・・・。
才能があるっていうのはこれが何歳になっても出来る人なのかもしれません。子供はみな語学に関しては天才なんでしょうね。

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2016年3月15日火曜日

予想を遥かに超えて

やっぱり世界的にもトップの中のトップの軍団の一角である韓国のプロ棋士イ・セドルを三タテで追い込んで四回目にはイ・プロの神の一手で逆転を許したグーグルのalphaGoの登場はAIの強さがこう言ったゲームにおいて恐ろしい読みをする所まで来ていることを完全に”結果”として遺した歴史的転換点になったと思います。

オセロや将棋と違って碁は、、、と言われていたにもかかわらず、アッという間、それこそ本当にアッという間にやってきた運命の瞬間。シンギュラーポイントはいきなりでしたね。

なんたってこのイ・セドル九段は日本であ7大タイトルを独占している怪物井山裕太プロに勝った男!如何なる意味においても”弱い”などという要素がある訳が有りません。言ってみれば生身の地球人代表と言っても良いレベルで実際に呼び名は「囲碁界の魔王」。

それがいともあっさりと・・・。

これに関する最も優れた一般向けの概念解説は私はこの記事だと思っているのですが、この四局目のセドル氏の割込みの1手は今後も長く語り継がれるであろう「神の一手」として残るものでしょう。
大体世界中のプロ棋士がその一手が打たれた瞬間「???」となってしまうほどのもで、retrospectiveに”後になって”皆から「神の一手」と呼ばれているほどの難解さ。結局alphaGoもこれから8手先まで己の間違いに気付かぬほど。

この一撃に関する他の人達の感想はここにありますが、やはり人類でここに打ち込めたのは彼一人っぽいですね。この人を人類代表に選んでおいてよかった。w

しかし、世界中のプロがalphaGoが打ってくる1手1手を「解説できずに申し訳ない、理解できない」と正直に言っている所が恐ろしいです。いわゆる人が営々として築いてきた「定石」がデータと膨大な推論によって破壊されていくのを為す術もなく見守るしか無い”慄き(おののき)”がありますよね。

AI側が前局で打ってきた手に関しても中国のトップが「中韓日の1,300人のプロであれば誰一人として置かないであろう場所に打ってきた」そしてAIに勝たれたことに計り知れない衝撃を受けている事を包み隠さず話していたことに私も・・・となってしまいました。

こうやって病因の推論に関しては医療もすぐにAIが大きく割り込んでくることでしょう。
これは絶対に間違いないです!2020年まではかからないでしょう。IBMがガンガンやっているらしいですから、あのDeepBlueの二の舞いでしょうね。

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2016年3月14日月曜日

急性期の精神症状を示す患者さんの取り扱いは内科医には結構難しい

昨日は疲れました。

何事もない当直を祈っていたのですが、実際は夕方から急性の精神症状を示す方が内科病棟から出た為に同じ日の当直であった精神科の先生をお呼びして診察していただきました。
なんというか、何時もは実に大人しい方かつインテリジェントな方だったのですが、昨日は何か急にベッドの上でゴロゴロとのたうつように暴れだし、同じことを大声で何度も何度もエンドレスに叫んでいました。

客観的に自分のオカシサを認識できる状態ではあるらしく、「どうしてこんなことを言うんだー」と自ら叫びながらも再びおかしなことを言うのを止められない様子でした。
私の方は???状態で、取り敢えず精神科の先生が精神保健指定医としての役割を果たしてくださいました。応急入院の手続きをとってくださり、患者さん御本人の前でその旨を書類を読み上げることによってその措置が開始されました。

病棟を移動し観察下で危険な行為等が無いかを観られていたようですが、直後にはすっかり落ち着いて暫くして眠り込まれました。
同時にチェックされた血液学的データや頭部のCT上の所見は寧ろ以前よりも随分と改善しておりましたので、内科医の私としては対応に困るところで、もし精神科のドクターがいなかったら鎮静剤を使うくらいしか手がなかったか?と考えてしまうほどの激しい初発症状でしたので、本当に助かりました。

基礎疾患その他はとても昨日の精神症状に関連しているとも思えず、処方も極々控えめなも一般的な内科処方で、副作用や交差なども後で調べてみても特に問題はなかったんですけどね・・・。

人の心や体というのは何とも不思議なものだなと改めて感じた夜でした。

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2016年3月13日日曜日

変な人を当たり前と受け容れているか?

日本に返って来てずっと強い違和感を感じるのは同調圧力でしょうか。

日本に居ても”大学の中”に居ると余り感じない同調圧力ですが、一歩外へ出るとやっぱり「うーん」というのが正直なところです。とは言え、私が感じる同調圧力というのはやっぱり己の”センサー自体”が狂っているのかもしれません。

ごく卑近な例では、例えば地下鉄の駅で階段を降りるときに上から見える人々の頭。周りが本当に黒い髪(もしくは黒い髪を軽く茶色に染めただけ)の人ばかりというのが先ず正直な所オカシイと思うようになってしまったんですね。(例が悪いな。つまらない。w)
これってやっぱりアジアの中でもこれほどまでに先進国と言われる日本でまだまだ一見日本人の人達に見える人達で構成されているという不思議です。

見かけは似ていても実は中国人、韓国人、マレーシア人、ベトナム人、フィリピン人等間違いなくごっちゃになっているはずなんんですけどやっぱりその人達までも日本に来ると何だか日本人風になっちゃうという。なんか変なガスでも流れているんですかねこの国は。w

変わった奴がもっと街なかで堂々としていても良いはずなんですが、何だかそれを感じんのですわ正直な所。曰く「へんてこりんな輩」「変わった出で立ちの人間」を滅多なことでは外で見ない。ゲイも目立つ感じでは全く見ない。ホントにゲイやトランスジェンダーの皆さんはどこに隠れていらっしゃるんでしょうか?アメリカではごく普通にいたんですが、日本人にゲイが少ないというわけでもありますまい。

アメリカ居た時は人種は雑多な上にやってきた国もまたいろいろ。経済格差も滅茶苦茶、教育レベルも宗教的な背景もそれこそグチャグチャに混じっているのが普通だっただけに、日本に帰ってきて感じるこの同質性はやっぱり異様です。

病棟でもあるグループの人達の会話を聞いていると大の大人でも看護師同士が「XXですよね~!」の連発。
「そもそもそれ間違ってますから!」と訂正するのもアホらしいような会話が続けられるのをマスクの下で笑いながら実際のところこの手の人達に関してはいろいろと諦めています。 w

やっぱり小さい頃に考えられる限りの多様性のある場所で育って、己の意見をキチンと持つ教育を受けるということは違いを違いと思わないためにも大切なことだなって改めて思います。

一方で、そういった環境で育っていなくとも、ある一定水準以上の知性のある人であれば、正しい教育さえ施され経験を積めば十分それを感じさせないほどに人はダイバースなものを受け容れる人に育つと硬く信じても居る私です。

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