2015年4月25日土曜日

ゴミ屋敷の住人

テレビやWebでみるゴミ屋敷。

アメリカでも日本でも非常によく特集されたりしているようですが、やっぱり私にとっては「想像を絶する」という一言でしか表現できませんね〜。w
信じられないような大量のゴミの中に埋もれて生活し、信じられないような汚染レベルの風呂やトイレの中で「普通に」生活できるというところが恐ろしいのですが、一体どういう精神構造なのか私には全く理解出来ません。

まあ、完全に心の病気の人もいれば、そのちょっと手前の「勿体無くて捨てられない」の延長線上に居るような人もいるんでしょうが、一体全体「清潔への概念」というものはどうなっているんでしょうか。
人間や犬猫の糞尿、ゴキブリ、油にまみれた壁等が写真や動画でこれでもかと映され、時にはボロボロのソファの下に死んだ猫やネズミがあったり、、、。

正常な衛生感覚を持った人間の全ての想像を超えて行われる「清潔への挑戦」としか思えないんですが、この人達はほんのチョットした「要らないものをゴミ箱へ捨てて、最後はゴミとして出す」ということと、「使ったものを元に戻す」という整頓への基本が色々なレベルで出来ない。
そのうち到底人を家へ呼べないような状況になってしまうのでしょうが、驚くのは外に出ているときはキチンとした身なりをしているゴミ屋敷の住人が多いということ。見たところ年齢は本当に関係ないという感じですね。

興味深いのは「この手の人達」というのは昔と比べて果たして増えているのでしょうか、それとも昔からある一定の割合である世帯数の中で常に”あまり変わらない割合”で存在しているのでしょうか。
精神科領域で研究している人もいるでしょうし、社会学者の中で研究している人もいると思うのですが、詳細で信頼できるデータを一度、本などで見てみたいものだなと思いました。

それにしても、グーグルで「ゴミ屋敷」というキーワードで画像検索をして出てくる画像の凄さはやっぱり「唖然」と言う言葉しかありませんね。w
病院に来る患者さんたちのことに関して社会課の人達と話す中で、そういったゴミ屋敷の話が出てきてチョット書いた今日の話でした。

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