2015年3月28日土曜日

強制退院

今日医師になってはじめて強制退院というのを実行しました。

病院ではほんとうに色々なことが起きることを痛感する毎日ですが、今日の案件はお爺さんによるセクハラでした。
なんだかもう、本当はこんなことしたくないんですけどね。
病棟に入っていったところいきなり大柄の看護師さんがノシノシと近寄ってきて「先生!XXさん、酷いんです。」といって詳細を滔々と語り始めました。曰くオジサンが若い看護師さんのオシリを撫でてニヤッと笑ったというもの。

内心では「フーン」と思ったのですが、規則ではこの手のことは厳正に対処することになっているのでそのお爺さんのところに行って、状況を説明し退院のオーダーを出しました。
このお爺さん、感覚的には昭和のセクハラの感じでそのままされたのでしょうが、平成の女性には通じ無いことが理解できていません。病棟の看護師さん達はこの大柄の看護師さんを中心にプンプンでした。

行き場のないお爺さんをこの行いで出すのは本当のところを言うと心苦しかったのですが、21世紀のシステムの中では、通じないところもあります。社会課の担当者と相談した上でのプロセス発動となりました。

ここで思い出したのは女性専用車輌に対するコメントを述べている(2chで有名な)女性達のあの六枚一組の画像ですが、ヤバいので心の中から消し去ることに致しました。w

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