2014年11月30日日曜日

リハビリの一環

昨日は本当に己のテクの無さに文字通り「汗顔の至り」でした。

実は医師として日本に戻ってきて初めて自分自身で受け持ち患者さんの胃カメラをしました。私が研修医をしていた頃は胃カメラといえば実際にファイバーの後端に覗き窓が有るタイプのものでして、そこから実際に直接ファイバーに顔をつけて覗き込む事によってありとあらゆる操作を行うものでした。

ところが、近年の胃カメラは当然のように電子スコープの操作によって得られたカメラ先端の画像をモニタに映し出してそれを術者のみならず全員が共有イメージとして見るタイプのものです。
昔習った頃には体をタコのようにくねらせてカメラの操作をしていたのを思い出しますが、もう操作の方法自体が基本的に変わってしまっていました。w

電スコだと、症例をもう五千以上重ねた先生が行っているのを観ていたら、左手に高く持ち上げたままで右手でスイスイとファイバーを進めながら画面をじっと見つめて操作を続けるというのが巧いやり方のようでした。
そこで、そのイメージを頭に焼き付けながら上司の先生の見ている前でやってみたのですが、、、。もうガックリ。w

自分が嫌になるくらいど下手でした。昔はもう少しうまくやれていたようなイメージがあったのですが、二十年の年月は誠に残酷なほど正直です。お年寄りの患者さんには実に申し訳なかったのですが、この方が理解の有る方で逆に感謝される始末。最初に書いたように「汗顔」状態のわたしはもう本当に申し訳なくて、、、。

カメラの達人である上司の先輩には「最初は皆下手です」という、慰めになっていない事実のままの言葉をかけられ二度ガックリ。巧くなろうと黙って心に誓ったオジサンでした。

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2014年11月29日土曜日

お年寄りの悲痛な声

ベッドサイドで診察をしているといわゆる「身寄りのないお年寄り」という方に多く出会います。

世の中の多くの人にとって、家族に囲まれて幸せに過ごしている子供時代や、結婚して家庭を持ってからの社会人としての生活では何らかの「繋がり」を持って生きていると思います。
無論例外を挙げ出したらきりはないのですが、多くの人にとっては親や兄弟、そして子供や孫との繋がりというものは何にも増して大切な生きる上での要素であり、生きる意味そのものであると言っても過言ではないかと思います。

しかし、それも人生の終盤に差し掛かるといろいろな要素が重なって「独り身」や「天涯孤独」というような人生最後の瞬間を迎えねばならない人達が現れてくる事もあります。特に若いころ出鱈目をやっていた人達は親兄弟、そして子供からさえも縁を切られ音信不通となって数十年と言うのも病院の中ではごくザラにある話。

また、そうでなくとも家族に不幸が重なったり、子供が産まれなかったり作らなかったりという場合には、配偶者の死=いきなりの天涯孤独となることも多く、お金はあるけれども・・・と言った人生最後の瞬間を迎えることになることもありますから、自分の力だけでは決められない運命の要素も多々あるわけです。

多くの人がベッドの上で動けない体を縮めながら私の顔をしみじみ見つめて「先生、私はこんなに長く生きるつもりはなかったんよ・・・。はよ、死にたい。」というようなことを、口調や台詞を変えて呟いてくるのを見ると、それを安易に慰めることも出来ず、私のような人間は只々お年寄りの顔を見つめて何も返す言葉が有りません。

体が衰える以外に特に病気にならず、最終的に筋力が衰えて寝たきりになったお年寄りが、ベッドの上で日がなすることも無く、身寄りが誰一人訪れるわけでもなく上のようなセリフを呟いている。人の一生というのは結局「一人」母親の中から産まれ、最後は土へと「一人」で帰っていく道筋を逆向きに辿る旅なのだなと痛感させられます。

無常感というのはこういう時の感覚を表す言葉なのでしょうか。

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2014年11月28日金曜日

物凄く忙しかった

今日は物凄く忙しい一日でした。

朝から鬼のように患者さんがやってきて次々と診察をしていきました。
もっとも、もっと慣れた上司の先生は様々な別のレベルの診察をしながらも私よりは早く診察していきますので単に私のほうがノロイというだけなのですが、、、。少なくとも臨床を行っていなかった期間の長い私には雑な診察をして患者さん達をリスクに晒すわけにはいきませんので、あくまでも丁寧な診察を心がけています。

世の中によく言われる五分間診療や三時間待ちの三分診療と言われますが、予約をしていても患者さんの数が多ければどうしても一人の患者さんにかけられる時間というのは短くなってしまいます。
日本に帰ってきて実感するのは本当に日本の医師は沢山の患者さんを見なければならないという現実。アメリカだとこれだけの立ち回りをしなければならないのは寡聞にして知りません。

アメリカでもPatient Firstは比較的このような感じに近いとは思いますが、明らかに日本の標準的な病院のような忙しさでは有りません。実際に飛び込みで診察してもらえる所はこのようにアメリカにも有るには有りますが、それでもコントロール出来る患者の数は日本の比ではないでしょうね。

大学病院のような高度医療施設に直接駆けつけて診察してもらったり、病院の診察終了時を狙って時間外にわざとやって来るような軽症の患者さんたちに対しては保険を使えるにしても、自己負担額を上げて対応しなければならないのは結局のところこういったことに由来していると考えてもらって間違いないと思います。
ここにも何度も書きましたが、救急車の有償利用制度も結局はこういった考え無しの安易な利用に「金銭的負担」で歯止めをかける装置と考えてよいでしょう。

それにしても、「かかりつけ医」の有効利用や「自宅診療」に保険点数を盛り直すのは今の時点では医療制度にとっては正しい選択のような気がします。なかなかこういったことに下々の者である我々が関与することは出来ませんが・・・。

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2014年11月27日木曜日

忘年会・第一弾

今日はある内科病棟の忘年会でした。

内科病棟もいくつか有りますから、その病棟に関わっている限り「御声」がかかりまして、そこに出席することになります。当直やその他の大事な用事がある日は断れるのですが、多くの場合は無理。
私の場合、この病院に勤め始めて未だ一年目なので、未だに忘年会というものには出席したことが有りませんでした。というわけで、この病棟の忘年会には参加。

テンションの高い忘年会を行う病棟と聞いてはいたのですが、まさに噂通りでした。
最初はこの病棟に来られている理事長や病棟医長の真面目なお話で一年の皆さんの労をねぎらう事により会が始まったのですが、すぐにお酒が入って来て乾杯。更に美味しい料理で話が弾み始めたと思ったら看護師さんの中からカラオケを歌い始める人が登場しました。

カラオケを歌えと私の方にもマイクが回ってきましたが、ここはなんとか回避していると今度は師長さんが派手な衣装とともにダンサーとして登場しました。まさにラテンのノリで登場してきた師長さん、伊達に選手権などに出ている訳ではないようです。

いつもは真面目にひたすら仕事をしているヘルパーさんや看護師さん達が大勢でダンスまで始めました。
理事長や病棟医長、そしてバイトで来ている他の病院の大学の先生達まで踊りだす中、自分だけ踊らないわけにもいきません。w 仕方ないので歯長さんとともに汗を掻きながらのダンスを行うこと数分。

ダンスがこれほどまでにキツイ有酸素運動だということをスッカリ忘れておりました。orz

和気藹々とした中で、景品の抽選会などが行われました。勿論自分はこの手のものに対する当たりとは無縁。
若い諸君は散会した後、更に二次会に向かって行きました。私はといえば明日の外来のために夜更かしは厳禁ということで、素直におうちに向かうバスに乗り込みました。

いや、幹事の皆様本当にお疲れ様でした。

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2014年11月26日水曜日

タイガー&ドラゴン

今どきになって昔のドラマ観ています。

Wikiによると既に9年前のドラマらしいのですが、ネット上のタイガー&ドラゴンを連続で観ています。今回観だしたきっかけは単純でして、忘年会用にタイガー&ドラゴンを歌おうかなと思い立ってその大元になったドラマをちょっと見てみようかなということで観始めたら、、、。

自分の好きな落語が絡んだ話とあってアッという間に引き込まれてしまいました。
全部で11回分の放映だったようですが、役者たちがみんな光ってるな〜というのがまず第一。そして脚本がイイな〜というのが第二。脚本には宮藤官九郎の名前があったので「あ、なるほどね!」と、素直に納得してしまいました。
ちょうど、向田邦子の名前のあるドラマに外れがないような感じとでも言いましょうか。

それにしても、西田敏行や鶴瓶の芸の際立った巧さにやっぱ唸ってしまいました。悪いけど他の役者さん達が高座に登った時とは文字通り「役者が違う!」と思わせる差があります。
他のイケメン達もそれはそれで確かにいい味出しているのですが、お金を出して円熟した芸を見ようとするのなら間違いなくこの二人に出すしか無い。他に選択肢が無い、と思わせるほどの明確な差がありますね。

落語ものといえば映画で「しゃべれどもしゃべれども」という、これも秀逸なものが有りましたが、これとはまたベクトルの違う良いテレビドラマでしたね。また次のこの手のドラマ出てこないかな・・・。

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2014年11月25日火曜日

日本の恥

バスケットボール・・・ついにやらかしました。w

NBLとbjリーグという2つのプロリーグが日本にはありますが、、、結局この合計40ほどにもなる弱い弱いバスケのチーム達が原因で、日本という国はバスケの国際試合に出場することが出来なくなりました。
ま、日本の男子バスケは弱いし注目度も低いので、日本人の大部分は実のところ痛くも痒くもないんですけど、頑張っている選手の皆さんにとっては「オイオ〜イ!」という事態なんでしょうけどね。。。

アジアの中でも勝てないようなチームが、国際試合に出ようが出られまいがほぼ私には無関係なのですが、一体全体この連中はアホなんでしょうかね。w
細かな裏事情に関してはウェブ上にいろいろな形で漏れてきているし、一体全体それらの内、どれがどれほど本当のものなのかということに関しては当事者でもないので解りようも有りませんが、結局のところ日本のバスケットボール協会の指導力の無さ、しいては中にいる人間の人望の無さがこういった形で「結実」したんでしょうね。

カネのことや人事のことも含め、いろいろあって然りとは思いますが、結局のところこういったことをまとめきれない筋肉バカが協会の中で力をもっている限りは何も変わりますまい。
良く考えると、柔道でも何でも運動系の協会の内紛はいつも「知性」というものが欠如していると感じるのは私だけでしょうかね。まあ、仕方ないかな・・・。

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2014年11月24日月曜日

休日の当直

今日は振替休日。

取り敢えず日本で独り身の自分にとっては休日に仕事を入れるのは全く問題ない状況です。寂しさを噛み締めなくていいのでかえって有難いくらいです。w
朝からMacbookのキーボードを叩きながら仕事を終わらせることに集中して、いろいろなことに目鼻を付けました。結局、病院の仕事とともに実験の内容もまとめることによって有意義に過ごすことが出来ました。

スキマ時間にはアメリカの嫁さんともLINEやスカイプ、google hangoutで会話もできますし。

病棟の方もそれほど忙しくなく、取り敢えず安定した状況で皆さん過ごされており私の出番もほぼ皆無という休日ラクラクモード。こういった日は滅多に有りませんが、それでもあると嬉しいものです。やりたいことをゆっくりと片付けながらの天気の良い一日。いつも実験や病棟業務に追われている身としてはたまにはこんなのんびりした日もあっていいなと思うのでした。

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2014年11月23日日曜日

アッという間に名古屋へ

朝はホテルで一風呂浴びて移動開始。

皆で集まるコンチネンタルの朝食時には、未だ一歳にもならぬ姪っ子を抱きかかえながらお母さんがいろいろな準備をする間あやし続けていました。
久し振りのチビ助の抱っこに何だか頬が緩んできます。膝の上に抱えていた時もオムツ越しに「ブリブリブリ〜」っと柔らかいウンチが出てくる振動が伝わって参りました。しかし、赤ん坊の仕事といえば、泣くこと寝ることお乳を飲むことそして寝ること。ウンチをされても可愛いものです!
元来こういったことは大好きなので、赤ん坊がキャッキャ言ってくれるのが嬉しくてたまらないのは逆に私の方でした。

まあ、こういった時期も後わずか。少し大きくなって物心がついた頃にこういった話をすることも出来ますが、まあ、笑い話ですよね。私も、今では高齢になった親戚のオバちゃんなどから合うと時折、「XXは小さいころ私がおむつを替える時に顔にオシッコをシャーっとかけたよ〜」等と言われて答えに窮したこともありました。w

話は少々脱線しましたが、この朝食もやがて終わって皆にバイバイ。

昨日渡し忘れた名古屋からのおみやげをお婆ちゃんのところに運びました。義父と義母とのタクシーに相乗りして持っていったのですが、義母の実母たるお婆ちゃん、やはりなかなか義母の手を離しませんでした・・・。
やっぱり、最後の時が「何れにしても」近いと感じているんでしょうね。それにしても、もう来春はいないと言い続けてはや20年。もっともっと元気で居てもらいたいものです。

この後、別れ際に聞いた所、親戚一同はこれからUSJへ行って遊ぶそうです。チビ達が沢山居ると大変だな〜と改めて思いましたね〜。しかし、俺もあんな時代があったんですが疲れたことはただただ「大変だったね」って言うだけで、ただの楽しい思い出としか思い出せません。子育ては私にとってはどの子の場合の苦労もひたすら素敵な思いでですね。そういう意味では、元気に育ってくれた子供たちは、全員が私たち夫婦に幸せを配り続けてくれた天使たちです。

この後は名古屋へ一直線。在来線、新幹線、地下鉄、バスと乗り継いで全行程片道薬4000円で帰宅。二時間ちょっとの
旅でした。名古屋って、どこからアクセスしても近くて便利なところですなー。
物理的には行って帰って一泊してきただけの旅でしたが、残る思い出はそれ以上に充分な価値がありました。

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2014年11月22日土曜日

お婆さんの98歳誕生日記念会

昨日は仕事を終えて暫くした後、近江八幡のホテルに向かいました。

そこには九州や京都から親族が集まって嫁さんの婆さんにあたる御年98歳の我が大ば~ちゃんをお祝いしようというという当初の目的があったのですが、、、。
今回その目的が親戚一同の親睦、、、と言うようなものに置き換わってしまいました。(怒)

その理由を話せば親戚の内輪話にもなるし、恥にもなるのであまり話せないのですが、向こうの親戚の変わり者のオジサンが、「今回のお祝いが本人の意向に添って開催されたものであるからヨロシクない!本来このようなお祝い会は周りが自然発生的に盛り上がってお祝いすべきで云々」等という「実に意味不明の下らない理由」でもって、お祝い会を中止に持っていったという「外戚」としては口を出せないけれども、やっぱり口を出したくなるような事由なのでした。

98歳の人間の来春が確かにあるのか?99歳の人間の次の年が確かにあるのか?と百万回ほど問い糺したいのですが、そこはグッと堪えて親戚の集まりということで行きました。

そういうことは別として、近江八幡は何時行っても実に良い所でして、今回も「何時乗っても恐ろしく快適」な新幹線に乗って米原で降りて近江八幡へのローカル線に乗り換えて二時間ほどの旅。
名古屋から近江八幡までは例え列車だけで行ってもあっという間に着くようなところです。中性から近世の日本史の舞台としては絶対に外すことのできないこの歴史に彩られた街に到着した後、九州から大阪へ来た後、近江へ北上してきていた嫁さんの妹家族、及び飛行機でやってきていた弟家族たちと合流してホテルで楽しい夕食会。

義理の弟の嫁さんが連れてきた初めて見る姪っ子も合流しましたが、何しろ未だゼロ歳。うんこもオシッコもブリブリしてくれますが、可愛くて仕方ありませんでしたね〜。また、子供が欲しくなってしまいましたが、今、子供作ったらその子の成人式にはもう私は70の歳という悲しい計算になりますので責任ある大人としてはちょっと作れません、、、。

それにしても、他人の子はアッという間に大きくなるって言うのはホントだな~って改めて感じましたね。w

さて、肝心のおばあちゃんですが98歳になっても頭脳は明晰。体の方は明らかに年々歳々衰えていくとはいえ頭脳あってのお婆ちゃん。文字盤を使っての素敵な会話は声が出た元気な頃と全く変わりません。ホテルではなく、お婆ちゃんの住んでいる歴史的な建造物である家にまで行って再会しました。
98歳分も年の違う曾孫を横にしての記念写真や、来訪した全員を周りにおいての記念写真などをパチパチ撮って来春の「本当の記念会」でまた会おうと、再会を約してのお別れになりましたが、、、去り際にはなかなか手を離してくれませんでした。

やっぱりお婆ちゃんも感じるものがあるんですよね、きっと・・・。
必ず来春に記念会を開くので元気で居てほしいと心の底から思いました。

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2014年11月21日金曜日

近所にコンビニ開店

今に始まったことでは有りませんし、コンビニの戦争というのは我々の周囲でも常に「当たり前」の様に展開されています。

コンビニとは縁の薄かった九州のド田舎者の自分でさえ、既にこういったコンビニ間の「激闘」というものは自分の大学生の頃にはハッキリとした形で眼の前で展開されていましたし、今でも苛烈な競争があちこちに展開されていて、個人店主のレベルでは疲弊しきっている人が沢山居るというウェブ上での記述もたくさん読むことが出来ます。

さて、今回の近所でのコンビニ開店はこの病院や近所の大通りを走る運転者の中から「名古屋方面から帰宅途中」の人達を当て込んだ一に作られたセブン・イレブンです。もともとこの近所にはサークルKがあったのですが、歩いて4分位のところで心理的にやや遠目。今回のセブンはこの夏まではタイムズのレンタカーのショップだったところです。

今日が開店日だということは以前の店の前にでている張り紙で通りがけに知っていたのですが、仕事が忙しくてそんなことはスッカリ頭の中から消し去られていました。
いつも当直に入る直前に、コンビニに行っておかしや夜食の付け足しを買い込んでは食べたりしていますので、今日もそんなつもりで当直室の人に一言それを伝えてサークルKの方に行こうとしたら、当直の人から「あっちにセブン出来てますよ〜!」と言われてハッとした次第して進行方向を変えた次第でした。

実際にその店に近づいてみると、駐車場では寒空の下上りを降る人達二人、そして店内には十人ほどの客、更には5−6人の男女の店員さん達が大声を上げながら仕事をしていました。
一品につき二割引きくらいの値引きを(まあ、せいぜいの所100円前後の品がほとんどでしたが)しておりましたが、自分自身でザーッと店内を歩き回って食料品を買おうとした感じではあんまり欲しい物はなくて、当直の人におみやげに買って帰ったジャガビーと自分用のパンとジュース一本程度でした。

まあ、今後はいろいろとお世話になるとは思いますが、この影響で今までそれなりに人を引きつけていたサークルKの方は客がガタ減りするんじゃないかな〜?コンビニって未来が予想できないから怖い商売のような気がします。
今までの十年が良くても、近所に厳しい対抗店舗が出来たらそれまでの稼ぎも急速に、、、ということになるような気がしますが、、、。まあ、自分には関係ないからいいんですけどね、、、。

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2014年11月20日木曜日

納税準備の季節

病院の医事課からまわって参りました。扶養控除の申告書。

日本で納税するのは本当に16年振りですから、手続自体は浦島太郎の世界です。実際には医師になり始めだったばかりの頃は確定申告というものを作る際には全て実家の嫁さんの家で利用していた会計士の事務所の手続きに相乗りさせて貰う形で済ませていました。

今回帰国して行う納税に関して面倒な事は、実際に自分自身で「去年までの書類というものが日本語バージョンでは一切無い」という単純な事実から全て発生しています。
アメリカに居た頃はターボタックスを使って単独ソフトだろうがウェブバージョンだろうが、それらの出してくる質問事項に淡々と答えていけば全て最後には「綺麗な答え」が書類として整って出力されるていました。オマケにこれらの書類はeFileのシステムに乗っかって、州政府と連邦政府に同時に電子的に送付され、早ければ数時間でその税金還付の成否が判るのですから、こんな素晴らしい物他に有りません。

毎年この季節になると単純なこのファイリングをすることで、結構イージーに数千ドルが還付されるので貧乏人の私はワクワクしておりました。w

ところが、日本の今回の納税準備となると、アメリカの分と日本の分と二重にファイルしなければなりません。なぜなら私はグリーンカードを持っておりますので、、、。そのステータスを維持するには納税も大切な要素なんですね、当然のことですが。
というわけで、こちらできちんと作ったファイルはアメリカでお世話になっている税理士さんの方にも送らなければならないのですが、こちらの扶養控除等の申告書その他の準備をコソコソしていたらえらい時間が掛かりそうで、、、。

私の場合は個人の特殊な事情がいくつか重なっているため、準備する書類等も余計にあり、なかなか大変そうです。しかし、まあこれらも一度作成すれば来年からは楽になるでしょうから、今年は目一杯「まじめに」作成することと致しましょう、、、。トホホ。orz

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2014年11月19日水曜日

アメリカへ荷物発送

未だクリスマスシーズンの荷物の混雑にはギリギリ間に合うかな?w

日本から2つの荷物を送り出しました。いつもの様にEMSを使いました。このサービスを使うと、送付用ラベルの印字サービスが選べますので、これを使って前もって予約しておきさえすれば、長々と住所その他の必要事項などは何も書き込まずとも印字済みの多層ラベルが送られてきます。
それを荷物の上にペタリと張って携帯やPCから集荷の依頼をしてその時間にJPの人に来て頂くだけで終了という何ともお気楽なサービス。

今日も少しだけ仕事を早めに終わらせ、家に帰って待つこと20分。ピックアップ時間の幅指定はPM5:00-7:00としていたのですが、早めに来てくれました。玄関先で秤量してくれた後、値段をプリントしてもらいそのままトラックの方に帰って行かれました。

集配終了して一時間もすると、今度はそのトラッキング番号がネット上に現れてきました。本当にアッという間のデジタル情報化です。あとはアメリカの荷受人だろうと私であろうと、何時でもスマホからでもPCからでも中身をチェックできるのですから本当に便利ですね〜。

今回送ったものは、基本的にアメリカでは手に入りにくい日本限定の食べ物と嫁さんの大好きなアメリカン・ビンテージであるFireKingやOld Pyrex等の特集号の本がn冊(nは不明ということでw)ほど入れてあります。
嫁さんが気に入るか否かは別として取り敢えずこの手のモノは受け取り手にとっては「開封の儀」の瞬間の喜びがありますから、何が入っているか、まあ開けてからのお愉しみということで、、、。

クリスマスプレゼントはあちらアメリカの方で御自分たちで調達して頂くと致しましょう。w

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2014年11月18日火曜日

この時期になると想うこと

本格的に寒くなってきました。

病院の中も普通に暖房入っていますし、家に帰っても暖房入れないと足のほうが冷えて厳しい事態になります。なによりも、家がコンクリート造りの建物なので、外の空気の寒さはダイレクトに伝わってきます!
底冷えというのはこんな感じなんですよね。温めても温めても何か寒さが家の中に入り込んでくる感じというか・・・。

そして思い出すのは、アメリカに居た頃、この時期になると厚着をして街角の交差点や道端に現れて物乞いをするホームレス達の事です。その多くは紙や木切れに書き込んだボードを持って立っており、セリフは大体決まっていてお金を恵んでくれた人に「神の御加護があらんことを」という系統と「私は復員軍人で云々」という系統、そしてそれがごちゃまぜになったものでしょうか。他にはたまに「家では子供が家で待っています」とか言うのもありはしますが・・・。

この人達、夏はまあ雨風を防げばなんとかなるのでしょうが、冬は全く事情が異なってきます。
ズバリ、寒さとの戦い。我々のように住む家があり屋根の下でベッドの上で眠れる者達は別としてシェルターなどに入りきれなかった、もしくは自らの意志で入らなかった人達は文字通り「凍死」もしくは「肺炎」や「結核」を発症して、やはり死に至るというものです。

21世紀のアメリカ(そして日本でも)で、本当に毎日パタパタと亡くなっていくホームレス。様々な事情(経済的、精神的、肉体的、その他諸々の・・・)を抱え込んだまま、物言わぬまま消えていく人達。シェルターを作っても、その中での生活を望まずあくまでも野に散っていく人達。

年取ってくると、色んなモノが見えるようになってくるのはいいのですが、何だか世の中にはいろいろと解決の難しい問題が山のように有ることのほうが見えてきて寂しい気持ちになることが多いなと感じる年末のオジサンでした。

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2014年11月17日月曜日

動物虐待と刑罰

ニュースなどで「時折」報じられる動物虐待のニュース。

自分としてはこういうことを出来る人間というのは基本的に「頭がオカシイ」とか「心が病んでいる」人(人かな?鬼畜かも)というふうにしか表現できません。
ペット・ミルとアメリカでは呼ばれて居る、大量のペットを次々と交配で産み出させてはその適切な維持管理を行わず、ただただ「数」を捌くことのみに特化している業者や個人が居るのです。その多くは異常もしくは不適切、かつ不衛生な状況でまとめて詰め込まれたエリアに生活する犬や猫達を情け容赦なく選抜し、その条件に合わないペット達はみな悲惨な結末を迎えます。

それは「モノ」としての扱いで、廃棄、生き埋め、屠殺、、、到底倫理的に許されない方法でこの世から消されていく動物達。それは偏(ひとえ)にその動物達を金を産み出すオブジェクトとしか見ていないクズ達が造り出した状況です。そして、この状況を強烈に後押ししているのは何も知らないまま、この業者達が産み出し続けるペット達を買い続ける人達とペットショップ。
そして更に付け加えるとすれば、ペットを「買った」後「飼いきれず」に、無責任にも野に捨てたりアニマルセンターに処分を依頼する人達です。

これらが三位一体という状況で造り出すのが動物虐待のニュースの本質でしょう。
捨てる連中は勿論、その状況を作り出すのはペットを愛でるべき我々の側にあるという事実を忘れてはいけないと考えます。

こういった行為を行う連中を取り締まる法律上の罰則の手薄で弱々しいことには実にガッカリさせられます。Webから探し出してきた法律上の罰則は以下の様なもの、、、。

愛護動物* をみだりに殺し又は傷つけた場合は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されます。また、愛護動物に対し、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はその健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であって疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であって自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行った者は、100万円以下の罰金に処され、遺棄した者も、100万円以下の罰金に処されます。

これが罰則の詳細のようですが、全くもって罰則が「弱い」という印象しか与えません。たったこれだけ???

一度見つかれば、死ぬまで働いても元が取れないほどの経済的罰則を与える事こそがペットを酷使して「カネ」を欲しがる連中に対する第一の罰則、そして、これに付帯して厳しい肉体の拘束を含む刑事罰という第二の罰則を与えてこそこれらの法に初めて実効性を伴った枠組みが出来るのではないかと考えるのです。

動物を虐待する「如何なる行為」も人に対する虐待と同じように苛烈な罰則を以って対峙すべきだと私は言いたいです。

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2014年11月16日日曜日

マンション探しの続き・・・

今日はマンション探しの第?弾ということで、一社にある野村不動産の物件の案内会に行ってきました。

一ヶ月ほど前からのinvitationでした。
公園横のマンションなのですが、東山線の地下鉄がちょうど地面に飛び出してくる所です。駅までは歩いて9分という設定の場所なのですが、公園自体がそれほど緑地といえるようなものではなく、いわゆる近所の小学生が集まる感じの小さな公園です。

図面を見せてもらうと確かにいろいろな値段の部屋がアチラコチラにバラけているのですが、一番良い場所は平均的な値付けの区画の約二倍の7千万円ほどのテラス付きの部屋でした。まあ、悪くはないのですが果たしてこれに7千万の値段を付けられてその金額を出すだけの価値があるかと問われれば、自分の心が「無いなー」と呟いているのが聞こえてくるような感じでした。w

勿論、これにその価値を見出す方々も居るわけで、金銭的に余裕がある人達にしてみれば3000万も7000万も1億も大したものではないのでしょうが、私のようなアメリカ帰りにはそんなキャッシュ有る訳もなければローンの事もきっちり考えないといけない身分。アメリカの家のローンも未だ払っておりますし、、、。無理。w

ナカナカ家探しというのは難しい事よと何だかトホホな気分で、近所のお好み焼き屋さんに入って遅い夕食。
しかし、家の前を始終数分おきに地下鉄が走るというのは列車大好き人間の息子には逆に理想的な環境なんかな〜、とポツリと考えてしまいました。

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2014年11月15日土曜日

感動の結婚披露宴

今日は名古屋は杁中にあるTHE NANZAN HOUSEというところで結婚式と披露宴が行われたので行って参りました。

杁中界隈を歩いていて気がついたら、何か凄い高級住宅街。こういった感じの所は他に覚王山の周辺しか知りません。
見た感じ、相当昔から資産を持っている、つまり親子何代かかけてでなければ築け無いのでは?というレベルの家屋敷が拡がっていました。まあ、会社のオーナーなら話は別なんでしょうが、少なくともちょっとでのサラリーマンが持てるような家や土地では有りませんでした。w

さて、今回めでたく結婚したのは同じ病院の放射線科のお兄さん。二十四歳のバリバリの若手です。
お相手の女性はある大学の脳外科の看護師さん。年上女房でしたが、美しく柔和な和風の顔立ちのモデルのような女性でした。

結婚式からして我々の時代の様式と違って「人前結婚式」というタイプのものでした。要するに参列して頂いた70人ほどの方々に証人としてこの二人の結婚を認証してもらうというもの。聞いた時には「ほーーーっ」と思いましたが、これって理に適ってるよなーと思わず唸ってしまいました。ハープ流れる中での結婚式でしたが、これってほんとに良い感じで、自分の娘達もこんな感じのコンパクトで素敵な結婚式を経験して欲しいと感じました。何となくアメリカ的ですよね。

結婚式の段階ですでに感心感動していたのですが、本当に感動したのはこの後始まった結婚披露宴。素晴らしいワインと料理が出されてきたのですが、それ以上に式自体が良かった、、、。
どちらの親族側も素敵な方々でしたが、それ以上に感動したのは新郎新婦それぞれの友人たちによる心のこもった祝辞。聞いていて本当に涙が溢れて来るような素晴らしいもので、気持ちがズドーンと真っ直ぐこちらの心の真ん中に入ってくるようなものでした。人の結婚式でこんなに感動するなんて。

笑いもあるし涙もある。友人達の心がまっすぐこの二人の門出を祝おうという心に満ち満ちたものであることがビリビリと伝わってきて、それを見ているこちらまでドーンと幸せになってきました。

帰り道、上司の先生と一緒に道すがら話していたのは今回の素敵な結婚式のコンテンツ。
これからの長い結婚生活、道は真っ直ぐではなく山あり谷ありと決してシンプルではでしょうが、お互いしっかり支えあってこれからの長い人生を過ごして欲しいものです。

ああ、それにしても自分達夫婦の結婚式は随分昔の事になっちゃったな〜!今や新婚さんならぬ古婚さんです、w

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2014年11月14日金曜日

弱虫ペダル ちょっと泣いた

最近、「バイク」と言っても自転車のことですが、いろいろとその周辺情報の事が気になります。

道具、自転車そのものはもちろん、FB上にあげられる友人や先輩のライドの記録を見ながら「何だか過酷そうだな・・・」等と感じてはいるし、その反対に「楽しそうだな〜」という想像も頭の中を駆け巡ります。
実際の所、競技かファン・ライドかという違いがその想像の差を産み出すのでしょうが、それでもいろいろと気にはなります。

そんな中でネットを巡っていて思い出したのは、アメリカにいた頃の記憶として自転車関係のアニメが最近有ったはず、というものでした。そしてそれは多くの人が知っている「弱虫ペダル」です。
WiKiをみたところ、少年チャンピオン連載開始が2008年、テレビの第一回放送開始が2013年ということでした。実際私にとっては未だに少年チャンピオンをいう雑誌が残っていたことが驚きでしたが、このアニメは海外のサーバー上にほぼ完全な状態でCM抜きでまとめられているので、今だと全てを綺麗に見ることが出来ます。

一昨日から見始めたのですが、「こんなのはいくら何でもねーよな」などと思いながらも、そのコンテンツの面白さに惹かれてアッという間に25話を見てしまいました。その途中にあった「練習と選手選抜のシーン」で思わずちょこっとホロッとするシーンもあり、漫画といえど侮れんもんがあるな、と感じた次第でした。

嗚呼、仕事の合間に体を使って体を絞らなければ・・・。最近明らかにデブになって参りました。orz
バイク、ロウイングどちらでも構わないのですが、真面目にやらなければどうしようも有りません。年末までに道を付けるしかないようです。リハビリセンターの先生に頼んで道具使わせてもらおうかな、、、。

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2014年11月13日木曜日

「江戸の下半身事情」

日本に帰ってきてアマゾンで注文した本の群れの中に永井義男という方の書いた「江戸の下半身事情」という本があります。

たまたま、ネットを散策しているうちに江戸の料理から庶民の生活へと読む話題が深まっていき、そのリンクの先にこの本が出てきました。
一般に、美術や工芸、伝統芸能、庶民の生活というのは表立って歴史の中に飛び出して語られますが、こういった人前にはあまり出てこない「性風俗」と言える話題はなかなかこういった新書版ではアップデートした情報としておおっぴらには出てきません。

無論、こういったことを真剣に研究されておられる先生達もいるのでしょうが、私としてはこういった事柄にこそ本当の庶民の姿というものが出てくるのではなどと考えてみたりもします。
しかし、良く考えると庶民の生活というのには当然「表と裏」というものがあるわけで、その表裏(ひょうり)の双方をきちんと眺めるからこそ、実際の生活が「立体的に」既視感を持って頭の中で再現されることになるのでは無いかと思うんですね。

というわけで、この本を読んでみて理解できたのは「今も昔も形は変われどやってることは同じだな〜w」という至極単純明快な一言。中身を話すと剽窃になりますので、詳しく話すことは致しませんが、、、意外だったのは物価の比較は当時と現代を比較するのはかなり難しい事ではあるものの、「女郎買いの値段」を基準にすると、男性が女性を評価して払う代価はほぼ全ての時代を通じて「基軸」となり得るものであったという説でした。

世の中おもしろいこと研究している人がいるものです。
今回の読書で岡場所と吉原の違いなどがよく理解出来ました。こんな知識増やしてどうする?という感じなのかもしれませんが、良いんです!w

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2014年11月12日水曜日

運転しない女性の持つゴールド免許証w

病院に勤めているのは多くの場合女性。

否が応でもその女性達と話すうちにやっぱり男女の関心の差というのは多いいのだなと改めて思うことがありました。
ある時偶然に、車は何故動くのか?前に進むのは何故か?という話になったのですが、これがもう腹を抱えるような珍妙な説明の連続。w

最初、まずボンネットを開けたことがあるか聞いてみたら「無い」との事。そこで、ボンネットはどうやって開けるのか知ってるか聞いた所、「鍵を使って開けるのでは?」との事。確かに開けたことは無さそうです。w
少し質問を進めて「じゃあエンジンって何する所?」と聞いたところ、「何かガソリンが入っていって、それが燃えて蒸気が出て・・・」と、ここまで来て堪え切れずに爆笑。

そこで、こちらから答えを出す形で「シリンダーの中に噴射されたガソリンが点火されて爆発した後、それによってピストンが押し下げられて動き始め、その動きがクランクを介してシャフトを回して前輪や後輪に回転力として伝えられて、、、」と言った所、相手の表情が「明らかに」固まってしまったのでした。

逆にその後色々聞いてみたところ、車の床に生えているペダルはストップ、スタート、加速の三種類あるんじゃないかと思っているそうです。(おい、ホントに免許持っとるか?w)更に、床から生えている変速ギヤの話になったのですが、これはもう月の裏側の話のようでして、、、。

そこで自然に車のメカの話は中止。
やっぱり、女の子達にとっては自動車が前後に動くメカニズムの理解というのは、結構「彼方」にあるもんなんだなと感じました。無論、メカに強い女性も当然居るとは思いますが、やっぱ多くの場合、男女では向かう「興味のベクトル」が違うんだろうな〜、と思ってしまった次第です。やっぱこういうのって、物理や工学に対する興味の差となって現れるものなんでしょうか。逆に言えば、こうやっていろいろな方向に興味や知識が分散しているからこそ世の中って面白いんでしょうね。

あ、この女の子典型的なペーパードライバーだそうで、免許の色はゴールドだそうです。

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2014年11月11日火曜日

命の値段

命には値段がついているというのを自覚していない人は多いとおもいます。

というよりも、日本という「特殊な保険制度」で理想の社会主義国家のように国民が手厚く保護されている国では、そういった外の世界の当たり前の現実というのが見えてこないのはむしろ自然かと。しかし実際、日本における困窮者に対する保護の手厚さは病院の中から見てると結構凄いなと正直思いますよ。(アメリカと比べてという単純な話ですが・・・。)

日本において生活保護を申請し、認可された人とされていない人の間の「格差」というのは歴然としています。無論、治療においては我々医師の側は「出来る範囲で」ベストを尽くすことを目指しますし、経済的なバックグラウンドがどうであろうと、その患者さんにあったベストのオプションというのを常に考え続けてそれを患者さんにオファーするわけですが。

しかし、ここに問題が。実に「アメリカとソックリ」な問題なのですが、生保でない方、また無年金者である方で家族がまだまだ経済的にその患者さんを支えている場合、家族の方御自身の口から「この治療にはいくら掛かるのか」という真剣な質問が出てくるのです。
寝たきりの方を治療していくと、例えば家族の方は「お爺ちゃんは大好きだし長生きして欲しいけど、、、」と言いつつもそれが二ヶ月、三ヶ月と続き、昔は明るく話してくれていたお爺ちゃんがいくら待っても笑顔を返してくれないし話もしてくれない、、、となると、家族の方も精神的に疲れてくるのが傍から見ていてもハッキリ判ることが多くなってくるのです。

無論例外は幾らもあって、こちらが頭がさがるほど献身的に病院に通ってこられて面倒を見ておられる方も居られます。しかも年単位で、、、。この様な例も確かに少数ではありますが、存在します、しかし、上に書いたような方で実際に医療費を払っておられる方が一ヶ月、二ヶ月と時間が経過していく中で「この治療にいくら掛かるのか」というような本当は本人も言いたくはないであろう質問が来院される方の口から一部出てくることもあるのです。

何と言ってもその「治療費の一部もしくは全部」を負担をされている方々御自身にも、生きていかなければならない「日常の生活」というものが日々待っているわけで、その経済的負担・不安の大変さを考えると、そういった発言を安易に治療者側が責めるというようなことは到底出来ません。

これから確実に増やされていく自己負担割合のことを考えると、お金と医療と言うのは本当に解決の難しい問題です。

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2014年11月10日月曜日

食い処データベース

いやいや、やっぱり食通には驚くべき人がいるものです。

私が名古屋に来て未だ1年も経っていません。オマケにいつも遠出は二足の足で歩くか、バスや地下鉄を乗り継いでの移動ですから(滅多に行きませんが!)近所の藤が丘以外は殆ど美味しい店というものを知りません。
勿論、美味い店というのはるるぶその他の情報誌や地元のタウン誌などだけでなく、そういったソースにはのってこない口コミというものがあります。しかも、その口コミののほうが微細を穿っている上に、行った本人の口からあれはダメこれはイイというような生のお話が飛び出してきますのでこれに勝る一次情報はまず有りません。

私の勤める病院にもこういった情報は山ほどあるのですが、一々看護師さん達が話しているのを仕事中にメモするわけにも行きませんので、勢いそういった情報を山ほど持つ「地元の食通」と呼ばれる人の情報を頼ることになります。
勤め先で言うと医事課に勤めるXさんと言う方がまさにそのデータベースというべき方で、いつも仕事で行っている数字の計算だけでなく、この手の情報に関しても「博覧強記」と言って全く差し支えないレベル。

一度美味しいラーメンの店を伺った所、ノンストップで出るわ出るわ。w
仕事場から同心円上に距離を計算しながら、頭の中から出てくるラーメン店とその周辺の美味しい店情報が淀みなく出てきます。本当にメモすることすら難しい早さで、その店の講評付きで次々に・・・。
やっぱこういう食べ歩きが好きなのでしょうね。少しだけそのことが体型にも出ておられるのですが、これだけ繊細な講評が出来て職に強いこだわりがあるのであればそれも宜なるかな。文句は有りません。

グーグルやrettyも便利だけど、やっぱり人間の脳味噌と経験とが繋がった一次ソースはどんな世界においても最強であることを見せつけられたのでした。

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2014年11月9日日曜日

珍しいものを見た

今日は病棟をまわって受け持ちの患者さん達の状態をチェックし、一人一人とお話をした後に近所のダイソーに二股ソケットや孫の手などのあればイイなグッズを仕込みに行きました。

ちょこっとだけ雨の降る中、ゆっくりとダイソーに近づいていきました。
左手にはゴルフショップが有り、いかにもオジサンが好きそうな車が沢山駐車場に入っているのが見えました。w
ところが、近づいていくとこの雨のそぼ降る中ピカピカに光る見慣れぬ黒塗りのセダンが鼻を道側に突き出しています。

はてはて?車好きの俺もあまり見覚えのない車がこんなところに?と思って近づいていくと同時にその車のフロント部分にTOYOTAというロゴが付いているのが見えました。
頭の中の車に関するデータベースをサーチしていくと、、、思い当たりました。
そうです、これってトヨペットクラウンを模して作られたなんかの記念車だよってことを。実際に家に帰って調べてみるとフェンダーの脇に貼られていたロゴの如くoriginという名の記念限定市販車でした。名目上は限定1000台で作製されたプログレベースの車でトヨタオリジンと呼ぶ車のようです。
名目としてはトヨタ自動車生産累計一億台達成記念のものなんだそうですね。

まあ、日本にほぼ1000台しか無い希少車ですから、こうやって普通に走行しているのを見ることが出来るのは台数から言えば日本を走っているフェラーリなんかよりかは稀少なわけですが・・・。
新車販売当時は700万もしたそうで、今中古車市場でもまだまだ250から400万くらいはしているみたいです。当時のセルシオの一部グレードより高かったとか書いてあります、、、。

歩いて近所を回るからこそ目に入ってくる景色もあるってことですかね。ちょこっとだけ得した気分になりました。うちの嫁さん的には「なんじゃそりゃ?」ってなもんでしょうが。w

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2014年11月8日土曜日

blogger 丸一日アクセス不能

昨日は一日このブログに(通常の方法では)アクセスできませんでした。

7日の深夜から発生したDNS参照にまつわる問題でほぼ24時間も自分のサイトにアクセスすることが出来ない状態が続いていました。
まあ、私自身はウェブ上に書いてあった何種類かのアクセス回避方法を使って自分のブログが消えていない!ことだけを確認して安心しておりましたので、問題は有りませんでしたが。w

グーグルにしては珍しいトラブルの長引き方だなと思ってしまいました。極稀にGmailでアクセス出来ないようなことが発生することがありますが、これは本当に極稀、、、。最近はかなり長い間経験していません。
グーグルといえば超高品質のサーバー連続運用で定評がありますので、こういった事が起きることは仕方ないにしても、それがほぼ24時間連続して障害として残ったというのは結構歴史的なことなのかもしれませんね。

それにしても、こういった一時的アクセス不能ならまだしも、自分の持っていた電子的な記録が数年分にわたって「飛ぶ」ということが万一起きたらやっぱりそのショックは大きいですよね・・・。
場合によっては止めたくなるかもしれません。こんな糞ブログでも、これだけ時間が経ってくるとそれなりに家族の記録や自分の周りの出来事の備忘録になっていますので、消えるとやっぱり「ふぃ~っ」と深い溜息を吐きそうな気がします。w

グーグルが持つデータ保存の特別な冗長性があれば、そんなこともほぼ心配しなくても良いレベルなんでしょうが、、、。まあ、グーグルがデータを無くす時って言うのは世界が終わる時に近いもんがあるのかもれませんな。

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2014年11月7日金曜日

エボラの日本での発見は時間の問題でしょうが・・・

何だか昨日今日は西アフリカから日本に入国してきた日本人や外国人が熱発したということで大騒ぎになっています。

というか、私から見れば完全にいつものマスゴミのマッチポンプにしか見えません。
まず感じるのは「煽るだけ煽ってるな〜」ということです。「野生の猿の肉を半生焼けでガツガツ喰らう風習のある公衆衛生、及び教育レベルの低い国の感染拡大のレベル」があたかも日本でもコピーされるような印象操作をしている連中の報道など誰が信じろというのか?というところなんですが、居るんだよなこれを頭から信じる連中が・・・。

現時点で科学的に理解されている範囲のエボラウイルスに関する正しく平明な分子生物的情報、感染の様式、その他多くの伝えるべきことを伝えないまま「XXから来た男性が熱発し、只今XX℃!。XXに収容され現在エボラの感染が陽性かどうかの結果待ちです!!」というこの基本的にはこの「一行で終わる」事柄に関して、手を変え品を変え、チャンネルを変えて煽る煽る。orz

お前らホントに客観的報道という、いや、客観的という言葉本来の保つ意味に関して100万回ほど考察をしてみろと言いたいです。自分の頭のなかで色々と夢想するのは勝手でしょうが、その夢想を「無責任な煽り」という形で自分から考えることの出来ない人達に恐怖という形で垂れ流し続けるというのは本当に質の悪い「風説の流布」だと思います。
こいつらの報道能力というのは近年一段と質を落としているようにしか思えません。(まあ、最初からボトムという方もあるでしょうが、調査報道の能力自体が既に消えてしまってるんじゃないでしょうか。)

これだけ国際的な交通手段が発達した今、激しく感染が拡大する地域からの交通がある限りはほぼ間違いなく何らかの形で感染者が入ってくることは有るという前提で話を進めるべきであって、入ってくる事自体に対してセンセーションを喚起する方向に煽り続けるのは徒に社会的不安を喚起する「扇動」であって確信犯的犯罪行為だとしか考えられません。

本来報道すべきは、感染者が発見された際にどのような手続きが取られてどのようにその感染者の治療が行われていくのかという情報、そして自分がその感染者に「至近距離で」接触した可能性がある人はどこに連絡してどう行動すべきかという次の行動に関する情報と指針を提供するべきでしょう。

日本のような文明国において、最も恐ろしいのはエボラウイルスに感染した患者さんが日本で発見されることそれ自身よりも、感染という事実自体を闇雲に恐れてパニックになり、発生した眼前の事態に対して正しい対応ができなくなる「人心の乱れ」そのものの方だと思います。差別、流言飛語、意味の無い行動。そっちのほうがよっぽど恐ろしい。
恐れ自体に対する恐れ、まさしく制御不能のパニックというべきものです。

たとえ感染者が日本で発見されても、日本で「感染が拡大」を続けることは有りえないイベントだと私は敢えて述べておきたいと思います。もっと日本という国の持つ力(公衆衛生のレベル)というものを信じて良いと強く言いたいです。

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2014年11月6日木曜日

奇跡の御婦人!

ある日、奇跡を見た思いがしました。

外来に訪れてきたお洒落で上品な女性が一人。少し風邪気味ということでの診察だったのですが、カルテを見ていて一瞬「?」と勘違いしてしまいました。
それはこの女性のカルテ情報の誕生日部分が、たまたま診察当日と重なったため頭のなかで「この日付けってこの部分に記載されてたっけ?」と考えていました。一秒後に気付いたのは「あ、この方は今日が誕生日なんだ!」ということでした。

しかし、その次に気付いたことに自分自身が驚愕させられました。
この眼の前に座っている60歳前後に見える女性の年齢が85歳だという事実を・・・。思わず眼の前の患者さんに「お誕生日おめでとうございます。」と言ったあと、その張りがありシミのないお肌を見てしまい、横にいた師長さんに「XXさんが85歳のお誕生日ってご存じでした?」と話しかけた所、師長さんも驚いてカルテの誕生日欄に首を突っ込むように覗きこんで心の底から驚いて居られました。w

この御婦人に限らず、時々見かけと実年齢が全く合わない方々がいます。それは性別には関係ありませんし、この「見かけ」がネガティブな方向に働いて実年齢よりも大幅に老いて見えることが多いこともまた確かです。
喫煙者や大量飲酒者、生活苦、疲労、強い光、化学物質、糖分、その他多くのイベントや物質が実際には人の体に「老い」の要素を加え続けているのですが、私にとって興味深いのはこの老いに抗する遺伝的な差が一体どこにあるのかということでしょうか。

老化を加速する種々の遺伝子がヒトの研究に於いて判明しています。たしかに非常に興味深い分子生物学的生花が判明していますが、これらの遺伝子の研究もまだまだ多くの謎を含んでいて「生物の老化」の神秘のベールは未だに深い霧の奥にあることだけは間違い有りません。

ああ、それにしても今回外来に来られた御婦人の皮膚の細胞、、、サンプリングして解析したいほどのものでしたよ。(やっぱ研究者ってチョットおかしいですかね?w)

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