2013年9月19日木曜日

感動した~!

昨日今日と二晩にわたってレビューの作業をしながらのインド映画を見ました。
インド映画をみるのは久しぶりで、踊るマハラジャをみて以来でしたね。何でインド映画?というところですが、ある人の映画評の中にあった文章に、3 idiotsという映画が激賞されていたのを読んで興味を覚えたのがそもそもの切っ掛けでした。

この3 idiotsというインド映画、観終わるまで全く知らなかったのですが、日本でも公開され大好評だった映画だそうで、邦題は「きっと、うまくいく」というんですね。Wikiの記録を読んでみると日本でも好評かつ観終わった後の満足感でもランキング一位を取ったりしていますが、元々インド・アカデミー賞では史上最多の16部門の受賞とあるように、本家インドでも大人気だったようです。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、インドの俊英を集めるIITを題材にした話で、インドならではのエンジニア至上主義とその中で見失ってしまった本来大切なモノとは何であったかを、複雑なバックグラウンドを持つ主人公の天才ランチョー(アーミル・カーン)と学長の間に起きる様々な出来事を通して3時間かけて魅せるものですが、ハッキリ言えたのは三時間という時間が全く短く感じるような面白く、且つ素敵な内容でした。

大笑いしたあと後半部からは涙を誘うシーンが多くて、、、実際、堪え切れずに夜中に一人でおいおい泣いてしまいました。出世至上主義の成績二番の俗物チャトルと、ランチョーの駄目友二人、そしてこの数人が繰り広げる様々なイベントに関するインド人らしい切り口のありとあらゆる人生への諧謔的な視点を織り交ぜた秀作だなと思いました。

是非一度みなさんにも観ていただきたいなと心の底から思いました。私が観たのはネットフリックスから借りたヒンディ語オリジナルバージョンの英語スーパーインポーズ版でしたが、返すのを少し送らせてもう一回見ようと思っています。日本語版もアメリカと比べるとちょっと高いですが手に入るようですので、、、。

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