2012年8月5日日曜日

オリンピックを見て思う

メダルの数でワイワイ言うのは楽しみの一つではあっても、それが国威の発揚となるかといえばもうそんな時代は20世紀の共産主義国家の話であって、今でもそんな事を言ってるのは日本ではジイさん、海外では共産主義国家くらいでは無いでしょうかね。
勝利はチーム日本とか、個人の勝利などであって、日の丸が掲揚されるのを見て涙を流し、それが結果として日本人の人達を喜ばせることがあっても「国威」と言うようなことを云々する時代ではないと私は思ってます。科学的なトレーニングと勝利を引き寄せるための各種情報収集。世界最高のアスリートが集って一発勝負を繰り返す世界最高の闘いの場では、精神論だけではどうしようもない高いレベルの闘いが成層圏で繰り広げられています。
(中にはドーピングで落ちていくしょうもない輩もポロポロ出てきてはいますが。)
各競技を見ていてつらつら思うのは、其々の種目に合ったスポーツマンの理想の体型というのがある程度普遍的に存在するんだなということでした。例えば水泳なんかは背が高くて筋肉も全身浴発達しているんですが、超一流レベルだとビックリするほど胴長短足の選手が多いし、おまけに近くで撮った写真なんか見るとその発達した筋肉に比べて、意外と体脂肪もついている感じがします。(浮くのに便利なのかな?まあ、それも陸上選手の物凄い絞られた体に比してではありますが。)陸上でも短距離、中距離、長距離、フィールド競技などはこれまた「全く別種の」体型を持った人達が世界一を競い合っています。多くの競技では長身であることがかなりのアドバンテージになっているようですが、それが言うほど単純ではなく、そうでない競技も沢山あって、重量挙げ、サッカー、卓球等々は比較的そんな事に関係なく超一流の選手がワンサカ居るのは誰もが知っている周知の事実。
こういうのを見ていると、頂上を目指すのはやはり自分が「やりたいこと」をすると同時に自分に「向いたこと」をするのも大事なんだなとつくづく思います。
そういう意味では基礎研究も、、、。まあ、これ以上は自分を責めますまい。w
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