2012年7月2日月曜日

納税とバークリーとLake Tahoe

今日はタホリゾートへの移動日。
ホテルカブキに泊まりましたが、ここは日本人街のみならず、ありとあらゆる所へのアクセスが素晴らしく便利でした。何と言っても、日本人にとって必要ないろいろと便利なものが、何気に気取らずおいてあるのが良かったですね。先ずは車に荷物を積んで、移動を開始!と思って車に近づくと、おやおや見慣れぬ封筒がフロントグラスに、、、。(笑)はいやられました!カリフォルニアは自分の住むバージニアと違って市内を清掃車がsweepして廻るんですね〜。それは日曜日も同じで、朝六時から八時の時間帯でこのエリアは清掃されます。すっかりその事を忘れて駐車していたら$62のカリフォルニアへの納税(寄付?)となりました。後学の為に書いておきますと、坂の街独特の「普段は忘れてしまっている」ルールが存在します。例えば、坂道におけるパーキングでのフロントタイヤの方向です。多くの方は日本の自動車免許試験で坂道駐車時にフロントタイヤを曲げて停めておかなければならないという事を習ったかと思います。普通忘れてしまってますよね。w
上り坂では左に切って、下り坂では右に切って路側帯に向けて、、、という単純な事故予防策なんですけど、これは$70の罰金なんだそうです。皆様、レンタカーをカリフォルニアで借りる時はお気をつけ下さい。あと、パーキングメーターのカラーと、路側帯に塗られている黄色、白、赤などの色には気をつけて!それぞれ駐車出来る限度時間や許可車両などが細かく違いますので。State lawを探せばいろいろと書かれておりますので運転される前に御一読を!
さて、この一件の後、タホに向かう前に最後に日本食品店で色々と必要なものを買い込んでプリウスにギッチリ詰め込んで移動開始。約三時間の移動と最初にGPSに示されたのですが、途中でまずStanfordやCalTechと並ぶカリフォルニアの雄たるUCB(Univerisity of California Berkeley)に寄りました。世界の中でありとあらゆる分野で堂々とトップを争う業績を残し続けるこの大学。スタンフォードと違って、しっとりと落ち着いた雰囲気がありましたね。なんか、あの「人工的〜!」という雰囲気が大分少ないというか。w
この後はワインで有名なナパ・バレーへと移動しました。
ここは全く考えていなかったんですが、よく考えてみるとここまで来て行かん手は無いな!と考え、急遽iPhoneで調べた住所をGPSに入力しアプローチしました。地元に来た時点で、safe wayに寄って、駐車場で若いカップルにこのあたりでベストのテイスティングが出来るワイナリーはどこか?と伺いまして、丁寧に説明を受けた後、ベストとの紹介を受けたシルバー・オークというブランドを売るワイナリーへと向かいました。
一面の信じられない規模のブドウ畑を抜けていくと、畑のど真ん中に素敵なセラーが建っていました。中に入って、嫁さんと二人で三種類のワイン+お持ち帰りのグラスがついたテイスティングを二人分頼みました。一人$20なんですが、嫁さんはいきなりの久しぶりのワインで一杯目でクラっと来たせいで$10引きになり合計$30ということでしたが、本場でのテイスティングは楽しかったです。また、ここでテイスティングをしている間に説明をされて分かったのですが、アメリカの国内販売であっても、ここから販売されているワインの発送先には各州がそれぞれブロックをかけていて、一ヶ月に例えば個人注文の限度がXケースまでとか、出荷自体が駄目とか、まるで多国間での保護貿易状態なのでした。本当に合「州」国ですね。ちなみにここからバージニアへは個人オーダーの限度は月二ケース!まで。確かにバージニアも最近はワインの製造に力を入れているのでこういう制限をかけているのかもしれません。
さて、タホへの途中、友人が出たUC Davisとかも看板出てましたが、UCDとか信じられないようなど田舎の何も無いところにありましたね、、、。ちょっとここには学生としては来たくないなと思った私でした。(ここはあのペッパースプレー事件で有名になったところですよね!)
山の中を上り下りを繰り返しながらようやく着いたタホ湖はまさに海と言っていいレベルのもの凄く雄大な湖でした。信じられないスケールと、信じられないほどのクリアな湖。これからのアトラクションが楽しみです。
ここに駐車しました。多分この右上の山を登ったところにローレンス博士の名前がついた物理学研究で有名なところがあったような気がするのですが今回は行きませんでした。
有名なバンクロフト図書館です。美しいですね。この向かい側左に図書館入り口がありました。
UCBのタワーです。下に続く写真はその反対側のキャンパス入り口へ続く道をとらえたものです。

どこまでも続くブドウ畑。乾燥した空気に似合ってます。
今回この辺りを旅行して思ったのは気候、雰囲気ともに以前行ったイスラエルにソックリだということでしょうか。本当に瓜二つでした。
ここがそのSilver Oakのセラーです。美しい建物でした。どこの組合にも属さぬ独立した経営が出来るだけの確固たる品作りを売りにしています。
日本にいると、なかなか見る機会が無いかもしれませんが、これは赤ワインを作ります。まだまだ、熟してなくて赤みなどかけらも無いですが。
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