2012年6月20日水曜日

肌の色

指導している学生はインド系アメリカ人の女の子。
まあ、日本人の自分から見ると物凄く目鼻立ちがハッキリ、クッキリしていて間違いなくマネキンよりはるかに綺麗なレベルの美人なのですが、本人は不思議な事に自分の肌の色に劣等感を持っていることがふとした事で判りました。(あまりに綺麗なので絵に描くのが少女漫画のモデルのように簡単そうです。どうやら同僚の男子学生は彼女に恋をしているようなのですがどうなりますやら。)
それはある時、他愛もない話をしている中で自分自身がそれこそポロリともらした感想から出てきた言葉だったので、私には実に意外でした。冗談ではなく、本人は自分のことを全く美人と思って無さそうです。日本に行ったら多分、すぐにありとあらゆるメディアで写真を取られまくるようなモデルさんになれるのは間違いないんですが。特に自分の肌の色に強い劣等感を持っているようでした。私には?ですが。
肌の色が何色だろうとカッコいい奴はカッコいいし、可愛い女性は可愛い。これだけはアメリカに長く住んでよくわかった鉄板の私的結論です!
顔立ちと頭脳に関係が無いのもコレと同じですね。賢そうな顔して、賢い人。間抜けな顔して賢い人。賢そうな顔してそうでない人。そうでない顔して、、、そのままの人。(笑)顔で頭脳が判別できるならこんな楽なことはないんですが。それじゃ眼ならどうかというと、これもそう一筋縄ではいかない難しい話で、やっぱり眼光鋭い阿呆もコレまた沢山いるわけで。
じゃ自分はどうかというと肌の色など気にしたこともないし気にする必要もない幸せな立場の人間だと思っています。顔や頭脳はどうかというと、これはもう「自分にがっくりし続ける中高大学時代でした」と言えばご理解いただけるでしょうか。この歳になってもう気にしても気にしなくても良いという状態になったことでやっと「不惑」に少しは近づいたのでしょうかね?
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