2012年4月30日月曜日

科学とカルト宗教

我々の仕事は見えないものをあらゆる方法を使って可視化する事だと思います。
科学というのはざっくり理論、実験と別れます。我々は数学のように紙の上で24時間を思索に費やし続ける贅沢さは持ちあわせていませんが、実験でデータを出してそれを誰もがノーと言えない形で世の中に提示することも一つの特権です。
では、見えないものを論じる間はどう仕事を進めているのかということですが、そこは仮説の積み重ね、そして間接証拠の集合体からなるデータでその先を推測する事です。実際には推測したことのほとんどは間違いもしくは、後からかなりの修正を要するようなものがほとんどです。
ですから、人のデータを見た時もまずはタイトルに騙されないことは大事ですし、そもそもデータを注意深く見るまで、そのアブトラクトに書かれていることも「実験したグループの希望的観測」位にしか受け取りません。学生たちにサイエンスの論文を読ませて面白いのは、実に容易に書いてあることを信じようとすることです。見ていて怖いくらいです。(笑)
わざと、明らかに間違ったデータとその推論に間違いがあるものをわざわざ提示してあげてもなお、その修正が理解できない生徒が「本当に」沢山います。
一体どうしたらこんなに簡単に書いてあることを信じることができるのかと、、、。これは「お勉強」が出来るとかできないとか言うような事とはあまり関係ないみたいですが(むしろ記憶優位で進学してきた人間にはこの手のことを信じやすい人間が多いのかも、、、。教科書を丸呑みする能力に長けた人間がこういう点でどうしようもない頑迷さを持っているのは御愛嬌、それとも宿痾でしょうか?)、彼らに講義をするときはこういった「洗脳状態」を解除する脱洗脳作業から入ります。
これを書き始めるとまた長くなるのでまたいつか機会があれば書きたいと思いますが、これ、結構、多分、カルトからの脱出に近いくらい治療が難しい人がいますね。まあ、個人的推測ですが。(笑)
ましてや生まれた頃から繰り返し繰り返し神の存在をアタリマエのこととして何万回も吹きこまれた人達がそれからなかなか脱出できないのは、人が呼吸に酸素を必要とするようなレベルで神を必要としているのかもしれません。
まあ、ラボではよっぽど気心の知れた人間以外とは宗教の話などしませんが。

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2012年4月29日日曜日

学力格差・これは興味深いデータだと思います

高校生の学力格差を調べた記事ですが、これはなかなか面白い「具体例」だと思いました。
偏差値が最低10違う高校(偏差値60以上の高い方の高校と低い50以下の高校)に通う生徒たちから集めたそれぞれの学習習慣の違いや問題解決に対する考え方の違いをベネッセが調べたものです。
例えば、わからない問題への対処法は偏差値60以上の高い方の高校をA、低い50以下の高校をBとすると、Aの学生は納得行くまで考えてから答えを見たのが約45%なのにBではその1/4の11%!しかないという惨状。また、
BではAに比べてやはり4倍の人間が解ける問題だけしか解かないという対処法をとっていたということ。要するに、自分が難しいと思う問題に対しては脳みその挑戦回路が「回避行動」をとるわけですね。
その他の細かい項目を見ても明らかにBのグループでは「難しいことへの挑戦」をしないことがわかります。その上、問題というものは考えるものではなく、テストを通過するための「点」に過ぎないということのようです。
そのことが更に明らかになるのは続いてなされた質問項目で明らかになりますが、4対3の比率で将来の自分の職業において今やっている学習が役に立つか否かを肯定的に捉える層が別れるのでした。(まあ、この差は意外と少ないといえば少ないのですが83:60と考えると、やっぱり実際の差は大きいかな。)
実際自分の高校生の時に話を戻すと、あの時やっていた数学や化学の計算、物理における考え方や知識はどう考えても日常の生活で頻繁に使いますし、他の研究者の話を体系的に理解するためにはあの時の努力は全くもってムダとは正反対のものだったなと思います。
系統的に「目的と夢」に向かって努力を続ける日常において、学習して無駄なことっていうのは「目的と夢」がそこにある限り、本当に数少ないと思うんですけどね。特に高校時代はなんでも砂が水が吸い込むように新しい知識との出会いを脳が喜びますから。
鉄は熱いうちにうて!というのは実に正しいおはなしです。
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2012年4月28日土曜日

下の娘の誕生日に

今日は下の娘の誕生日だったので、ベライゾン・ワイヤレスへ行って白の16GのiPhoneを購入した。結局手に入ったのは三軒目の店でしたが、何というか、、、どこもこの手の店員の質というのは高くはないよなーと感じざるを得ないですね。彼らには悪いんですが、何となくやる気が無いというか、「これ本当にしたい仕事じゃないんだよね」感が漂っていると言えば良いのでしょうか。まあ、それだけのことですが、少なくとも娘は新しくアンドロイドからアップデートできたことが嬉しくてたまらなかったようです。
その後、もう一つの望みであるバファロー・ウイング50本!を買いに近所の店まで行きました。内心、「頭おかしいんちゃうか?」とは思ったのですが、まあ、誕生日ですし、毒食わば皿までということで、電話を買ったあとには50本のバファロー・ウイングは安く思えたという錯覚効果もあり、家族の夕食として購入されました。
最後に嫁さんが夕方に作り置きしておいたパウンドケークをみんなで食べてお祝いの締めとしました。 人気ブログランキングへ

2012年4月27日金曜日

いやー、参った

今日は数日前から挙動がおかしいと言われていたWindows XPの再インストールを決行した。
週末近くじゃないとこんなコトやりません。何と言っても様々なソフトの再インストールとアップデートかけてたらそれだけですぐに1時間はかかってしまうし、少しでも問題が発生したらそれをネットに接続してる別のコンピュータで解決しながら作業進行などという面倒くさいことになるのですが、、、。
はい、なりました。面倒くさいことに。(笑)
まずは、すべてをインストールし終わったあとで原因不明のログイン不可問題。多分、デフォルトで一部のPW設定に問題があったみたいで、、、一時間の損。次からはうまく行ったのですが、XPの新規アップデートだけで111ファイルのダウンロードとパッチ当て、、、。おまけに大学経由のアンタイ・バイラス・ソフトのインストール、追加でオフィスその他のインストールと古ーーーいソフトのPW探し、、、。トドメは三種類のクラウドフォルダのインストールと各種ブラウザのデフォルトセッティングの変更とブックマークの引越し。orz
終わったのはもう夜中でした。マックと違って、なんかあれこれとステップがやたら多いんですよね。おまけにソフトやシステム要件に対応した豆知識みたいなのを持ってないとスムースにインストール出来ないし。やっぱウィンドウズって面倒くさいこと多いわ。ほんま。

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2012年4月26日木曜日

人が腐れば組織も腐り、最期は国が腐る

衆愚政治の極みのような事態がもうずっと続いている日本。
社会の中にも、今までは余り表立って見えていなかったような「階級」のようなものが形成され始めているような気がします。親を通じて見つめる世の中をポジティブに捉えることが出来るか、ネガティブに捉えることが出来るかは、親がその生活や対話を通して子供に見せることができるスコープの役割を果たしているのだと思うのです。
このスコープを通して見た世の中が「救いようのないもの」「努力が報われない世界」に映る子供達には、学習や生活の改善の意欲などというものは「子どもがよっぽど親と違って賢くない限り」世代を超えた貧乏スパイラルに陥っていくのがかなり必然に近い成り行きなのではないかと思います。
夢のない人間には計画は無く、計画の無い人間はその日その日をただ生きるだけ。そういった人間の層が次第に厚みを増してきているのが今の日本ではないのでしょうか。固定化された低所得層が社会保障に頼り、鬱屈した不満をぶち撒けるだけ。国全体が老化する中で、昔と違い将来もそれが改善する見込みはなく、バカな指導層が目先の票目当てに理解力の無い貧乏人を騙し続けるという腐った構図。ロールモデルであるべき親の生きがいは、パチンコと携帯。日常はバカなテレビ番組で塗りつぶされ、、、。
昔は「金はなくとも努力は一生大事」というのが僕の周りには当然のように存在していたのですが、そういう考え方はもう日本では普遍的ではなくなったのでしょうか。
近い将来、こんな人を馬鹿にしたような狂った社会保障制度などあっという間に潰れるのは眼に見えているのに「だーれも」痛みを分かち合うのが嫌で支給年齢の大幅引き上げや総支給額の大幅減額、働かない者に対する生活保護費の削除を行わない、、、。こりゃどんな大木でも腐って倒れますよ。立ち続けるなんて無理ですから。
悪いのはみんな周りの人達のせい。自分がその腐ったシステムの中に組み込まれた腐臭の発生源だということなど露も考えることは無し。これでは経営の方針も間違え、未来も読めない経営トップと、改革の責任をその馬鹿なトップ達が取らないソニーと一緒。日本は栄光のソニーの黄昏時にそっくりなのです。昔は良かった!これじゃあ、未来への思考を停止したジジイの繰言と一緒ですよね。(笑)
努力であれ改革であれ、愚直なペインコンテストに耐えた者しか生物界では生き残らないのです。これはどの国のどの時代にも共通する永遠の真実ではないでしょうか。
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2012年4月25日水曜日

アメリカの大学に関する幾つかの面白い統計

ウェブを歩きまわっていたら面白い数字が拾えます。
今日はアメリカの大学に関するこんな数字がありました。
まずはアメリカにある四年制と二年制のカレッジと大学の数に関する統計。ちょっと古い年度のも混じっていますが、数年でそう大きくは変わらないと思われます。

Total number of Colleges & Universities:  4084: (因みに2005年4140です。)
Breakdown: 4 year: 2363 2 year: 1721
source: census.gov Statistical Abstract of the United States No. 257
Higher Education Summary
http://www.census.gov/prod/2003pubs/02statab/educ.pdf

A slightly different breakdown is available from the Chronicle of Higher Education: 

Public 4-year institutions 615
Public 2-year institutions 1,092
Private 4-year institutions, non-profit 1,536
Private 4-year institutions, for-profit 169
Private 2-year institutions, non-profit 184
Private 2-year institutions, for-profit 500 Total 4,096
 http://chronicle.com/free/almanac/1999/nation/nation.htm


その多くをここテキサスの大学のリンクからたどれます。全米の大学!

そして次は全米で最も授業料の高い大学トップ25(2011)


25 Most Expensive Colleges and Universities

  1. Sarah Lawrence College (NY) $59,170
  2. Landmark College (VT) $57,330
  3. New York University $56,787
  4. Columbia U. School of Gen. Studies (NY) $56,310
  5. Harvey Mudd College (CA) $56,268
  6. Wesleyan University (CT) $56,006
  7. Claremont McKenna College (CA) $55,865
  8. Johns Hopkins University (MD) $55,742
  9. Berklee College of Music (MA) $55,615
  10. Barnard College (NY) $55,566
  11. Bard College (NY) $55,566
  12. Vanderbilt University (TN) $55,556
  13. Trinity College (CT) $55,450
  14. University of Chicago (IL) $55,416
  15. Dartmouth College (NH) $55,365
  16. Bates Colleges (ME) $55,300
  17. Stevens Institute of Technology (NJ) $55,276
  18. Vassar College (NY) $55,135
  19. Washington University St. Louis (MO) $55,111
  20. Boston College (MA) $55,079
  21. Haverford College (PA) $55,050
  22. Pitzer College (CA) $54,988
  23. Connecticut College $54,970
  24. Bard College at Simon's Rock (MA) $54,960
  25. Bennington College (VT) $54,960
この25の大学は全てプライベートです。その内17は東海岸にあります。注意しなければならないのはこれは授業料と寮費、食費の合算という点で、本やコンピュータ、交通費は含まれていません。実際、娘が進学することにしたJohns Hoplinsはこの一年でこの値は$60000超えています。我が家は80%をカバーしてもらえることになったから良いのですが、実際には選ばれてもスカラーシップが出なければ多くの場合お金持ちの師弟しか行けないということになります。貧乏人はその差を成績で埋めるしか無いのです。
更に、新入生のretention rate (しばしば幸せ指数などとも言い換えられてますが!)もここにあります。これはACTという、公的な機関が出しているものです。
    * Public community colleges: 53.7%
    * Private liberal arts colleges: 69.6
    * Public research universities: 72.9%
    * Private universities: 80.4%
    * National average for all schools: 65.7%
こうしてみてみると、私立が最も高いことになります、、、。(親はどうなんでしょうw)これらの大学の個別のretention rateを見ることが出来るのはここです。これらの数字を見ると、いろいろと裏も見えてきますね。興味のある方はデータを掘り進めてみてください。Johns Hopkinsに関してはここにありました。あんなところにあるキャンパスが全米一安全というのは意外ですが事実です。多くの方は(私も含めて)勘違いしていますが、一部の危険なダウンタウンでない限りは「意外に」安全なのがアメリカです。無論、間抜けなことをするとすぐにいかれるのは日本とは比べるべくもないのですが、、、。
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2012年4月24日火曜日

本日嫁さん達帰宅

今日はIAD(ダレス国際空港)から嫁さん達をピックアップ。
三週間ぶりに見る二人は少し変わったか?嫁さんの方は髪をバッサリ切り、息子の方は少々お腹がぷっくりして、顎のラインのシャープさが無くなっていた。やっぱ日本の食い物は美味かったという直接の証明だろう。(笑)
家に帰って来たら三つのスーツケースと二つの巨大バッグから大量のお菓子や食べ物、娘達が注文した服などがわんさかわんさか出るは出るは状態でした。私へのおみやげは、、、雀の涙レベルのシャツと本数冊、、、。娘達との余りの待遇の違いに理不尽さを感じつつも、そこは「お父さん」の一言で我慢するしかなかろう。
息子の方は時差ぼけで車中から既に爆睡状態、家に帰ってシャワーを浴びてすぐに数時間沈没していました。何よりも二人の娘達は母親の帰宅に喜んだようで、お父さんというのは寂しい存在だのーと改めて思った次第です。
また、今夜、最終的に長女がJohns Hopkinsへ入学意志決定の払い込みを行いました。$600でした。さあ、これでいよいよ娘の独り立ちへの離陸決定です。無事に素晴らしい学生生活を送るよう必死でいろいろな努力を積み重ねて欲しいものです。
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2012年4月23日月曜日

本日、来季のマスターの学生を一人受け入れ

今日は他の臨床ラボの教授から電話が入り、「お前のとこ向きの学生が居るんだけど引き受ける気無い?」との趣旨の、長ーい電話が入ってきた。
実はこの韓国系アメリカ人の学生から自分のところには既に数週間前にメールが入ってきていて、名前もバックグラウンドもすべて知っていたのでした。時間は偶然少しあったので、会って人物審査をすることにしました。いつも学生が来た時に行うひと通りの質問をしてこの学生ならやってくれるだろうなというのがわかったので、受け入れの意思を彼に伝えました。ただし、三ヶ月後にいつものように一回目の評価を行い、それで学生としてダメなら冷酷に思えるかもしれませんが、問答無用で蹴り出すことを伝えました。(まあ、これが実行されるような悲劇が起きたことは現在までのところ幸いにしてありませんが、、、w)
既にやって欲しいプロジェクトが一つ未だありますので、それを「きっちり」、「一つ残らず」チェックして、鬼のように働いてもらいましょう。きっと大切な基礎データが出ますよ。
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2012年4月22日日曜日

嫁さんが居ないと、、、

日本に一時帰国した嫁さんと長男不在の三週間もようやく終わりを迎えようとしています。
実質、あとは明日、月曜日さえ乗り越えればこの三週間の緊急避難週間も無事終了です。(笑)この三週間、五年前の二週間の嫁さん不在時よりも随分といろいろタスクが楽になっていることに気が付きました。17歳の長女と13歳の次女の成長はやはり無視できません。
何にしろ無事に理詰めで話が出来る歳に届いてくれたことが本当に大きいですね。子供の健康はなにものにも替え難くありがたいことだと感じる日々でした。今回の最大の反省点はメインディッシュに併せて出すべき付き出しの料理が貧弱過ぎて話しにならなかったこと、、、。お涙頂戴レベルのダメさ加減でした。この点は大いに反省して、今後は精進を重ねたいと思います。メインディッシュも塩加減のほんのちょっとした差で「物凄く」味が変わることがよく理解できたのは小さな収穫でしょうか。同じ料理でも色々なレシピを試して自分の作り方にはどれが最適かを何度も試せたのも良かったかも。(毒見役の娘たちには申し訳なかったですが。)
あれを食べたいこれを食べたいと、料理が頭の中をよぎっても、それを作るための食材が貧弱なのは本当に痛いです。特に日本に居た頃のような食材そのものの風味を使って素で出せるような新鮮な魚介類、山菜類がないのはかなり厳しいです。どうしてもカロリーが高めのものになりそうな素材を避けるのは、我が家のように海から二時間の距離にあるところではなかなか難しいのでした。
そもそも、ここらの人間は海産物と言ったら精々のところ輸入サーモンか、マッスル貝、蟹、ティラピア程度ですからFBでみんなの食べてる海産物を見ると本当に辛いです。海が近い他の大学に転職するか? 人気ブログランキングへ

2012年4月21日土曜日

日本の危機管理

SPEEDIは作動せず、Jアラートは機能せず。(笑)

この国の政府が無能である事、国家の体を成していないことはここ60年一貫して明瞭なことですけど、こういう国になってしまっている原因は非常に明白だと私は思うんですよね。
それは責任の所在が不明瞭になるようなシステムが、国家の運営上の仕組み全てに組み込まれているという一言に尽きると思います。何か間違いをしても職を失すること無く、そのアイデアを出した後、計画の達成とその事後評価に対する信賞必罰の不在。これじゃあ、公務員がダメになるのは当然と言えば当然かと思います。評価の無い所で成果が出るはずも無し。元が良くてもこれなら時間かけて、組織に個人が経年劣化させられるようなもんですよね。
どんなに優秀な人でもモノでも組織でも、評価の荒波にさらされないと確実に劣化していきますよ。例外はないでしょう。あるとしたら神と呼ばれる存在かも。
日本は世界で最も成功した社会主義国家と言われてますけど、人口ボーナスの無くなってきた現在、これから先どこまで全体が劣化していくのか、、、。今まで隠されていた部分が隠しきれなくなって、降下に加速が付いてくるような悪い予感がします。
周囲に頭のオカシナ隣人達が蠢く日本のような国には、鉱物資源無き海洋国家を運営する代表者としての知恵を持った人材が必要なんですが、少なくとも今の時点では与党にそのような人材がいるとは到底思えません。この人材の払底こそが日本の病巣でしょうから、このままじゃ、次期総選挙で民主党が大敗しても状況は何も変わらんのでしょうね。多分。間違いなく。
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2012年4月20日金曜日

ポスドク当たり外れ

ラボの運営をしていると学生、テクニシャン、ポスドクそして共同研究者等、色々な場面で「一緒に働く人」を選ぶ場面が度々訪れます。
幾ら実験をしているから、サイエンスをしているからと言って昔のドラマに出てくるようなマッドなイメージの人物ばかりが集まっている訳では有りません。(笑)その多くは極めて高いレベルの仕事遂行能力を有していて何をやらせても大概は素早く、キレイに仕事を終わらせることが出来る人達がほとんどだと思います。
しか〜し、やはり中には、、、な人がいるのも確かで、周囲に居る他の人間と上手く共同作業が出来ない、いや、共同作業とまではいかなくとも周りの人間と全く打ち解けることの出来ない人もいるんですね。知性の云々という意味ではなくて性格異常だったり、本当の心の病気を持っていたり、、、。
実際この手の人達というのは別にラボとその周辺に限らず、どこにでもある程度の分布とある程度の比率で存在するのでしょうが他の一般的な経済行為を働く会社人、若しくは役所で働く役人とかと比して多いんでしょうね?(笑)
幸いにして私はその手の人物を自分のラボユニット単位で雇ったことはないのですが、旧ラボでは実際にフランス人女性のサイコパス居ましたし、ボスも「ホトホト」困り果てていました。一度雇うと、犯罪に類する行為がなされた場合以外は年単位で蹴り出すことが出来ないのが難しいところです。
逆に取り扱いを誤ると、ラボ自体がその一人のサイコパスの手で潰されることもあります。実際NIHでそういう事をした中国人ポスドクが居ました。ボスが働きもせず酷いプレゼンを繰り返す彼女に、ボスがプレゼン中にバカアホという感じで詰り、それを逆手に取った彼女はこのボスの行為をパワハラとしてNIHに訴え、延長されずに切れそうだったビザを逆にグリーンカードにまで書き換える事に成功てしまったという恐ろしい話。内情は皆十分に知っては居ても「politically "in"correct」な行為が命取りになったということでした。

PIは危険物の取り扱い時に最大限の注意が必要です。

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2012年4月19日木曜日

Doctoral defense

今日は昼過ぎからバイオ・エンジニアリングの学生のディフェンスが行われた。
3Dカルチャーシステムに関する新規素材の開発が彼女の課題だったのだが、一言でいうとあちこちが「甘い」発表で、とてもとても博士号を取れるレベルのものではないと思った。コミッティミーティングもかなり紛糾したようだが、最終的にどうなったかは明日わかるだろう。
内容的には突っ込みどころ満載で、ありとあらゆる細かい点に突き崩すための素材が散りばめられている感じでした。あんまりロシア人女学生にタフな質問をしても厳しいかなあとは思うんですが、実は多くの博士号論文で「甘い査定」が行われている大学が存在していることも聞いていますし、自分がいる大学がそう有ってはいけないし、そういうことには大反対。彼女自身のためにもなりません。絶対に。
無論、これはアメリカの中に限らず、世界のあちこちで色々な「博士号取得レベル」の差があると思うんですけど、この差をできるだけ解消する最も良い審査の基準がpeer reviewed paperを提出して学外の公平な眼で見てもらい、その格差をできる限り収斂させることでしょう。この女の子の場合は既に彼女のやっていることの第一段階は彼女自身の手で論文化されていたんですが、口頭で多くの聴衆の前で発表してみると、あちこちに水漏れ、しかもザーザーと水が漏れているのが見つかっていく感じで、ちょっと可哀想なくらいでしたが。
まあ、日本の旧帝国大学の一部でさえ、 peer reviewed paper(s)の提出無しで博士号を授与する様なトンチキなところもありますが。どこかは言わずとも、自分自身でそうだと知っている人は知っているわけで、敢えて外から突付くまでもありませんか、、、。
そんな博士号は昔から言うところの、所謂「足の裏の米粒」等と自虐するレベルのものなのでしょうか。 人気ブログランキングへ

2012年4月18日水曜日

学生の教育

教え子であるマスター・コースのインド人の女の子の実験に熱がこもってきた。
非常に良い感じだ。今までの怠け振りが嘘であるかのようによく頑張ってくれるしタイムマネジメントも良い。同僚の日本人の先生のアドバイスを試してみて正にその方法がズバリと当たった。先生のアドバイスは「あの手の学生は何をするかを全部ビッチリ決めてしまったほうがいい」というもので、確かに、教えた後、ある程度任せていた今までの方法よりかは遥かに良くなった。更に改善すベエと言う事で、期日もキッチリ指示の中に組み込むとこれまた実験が加速。
実に別人の様にガンガン働くようになりました。小排気量の中古車にニトロを突っ込んでレッドゾーンまで回している感じとでも言いましょうか。(笑)顔は少しやつれ気味ですが、まだまだ私の年齢のしっかり半分!!どんなに頑張らせても心と体はキッチリとついてきます。若いって本当にこういう点では無理がきいてイイですね!院生の頃の自分を思い出してしまいます。
先生のアドバイス実に的確でした。ある学生には効く方法でも他の学生にはてんで、、、またその逆も、、、。今回は先生に大感謝です。
さて、後は基本的だけど最も大切な実験を三度ずつ繰り返していただいて裏をきっちり固めることだけです。彼女ならきっとやり遂げてくれるでしょう。全ての道筋はこちらでつけました。後はきっちり足を踏み外さぬよう付いて来てくださいね。

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2012年4月17日火曜日

またかいな、、、

本日、随分前に出したintramural grantの審査結果が返って来た。
結果は再びの残念賞。なんちゅうか、春らしからぬ世の財政事情の厳しさをひしひしと感じる今日この頃です。まあ、淡々と出し続けるしかありませんが、最近は何だかすっかりグラント書きマシン化してますね。
財政事情の厳しさを裏付けるかのように、先ず巻頭辞の様に"Due to the KEEN competition for these funds, we are unable to support your application at this time. However, Committee strongly encourages you to revise and resubmit your application"とな。(笑)
こりゃ、事業を起こして金稼いでそれを好きな研究に叩き込んだほうが早いんじゃねえですかね?と、親しい研究者の皆さんとは半ば本気でつぶやき合う今日この頃です。しかしここで挫けるようではそもそも勝負になりません。まあ、好きでやってることですから。
どんなに逆風が不幸と、厳しい懐事情だろうと、「何時か蓮の華と咲く」という、寅さんの詩にあるよう状況にまで持っていくのです!まあ、毎日毎日科学のことを考えるのは実に楽しいし、アアデモナイコウデモナイと呟きながら、いろいろな方法で一つ一つ事実を確認しながら、世界で自分だけが知っているであろう事実を眼の前で眺めるというのは本当に極上の喜びだと思います。
本当はお金がふんだんに有ると仕事は「楽」なんでしょうが、何か自分を勘違いしそうです。潤沢とはとても言えないような額のお金を遣り繰りしながら無い知恵絞って共同研究者と討論を繰り返す、、、。しかも、大学はそれに対して給料をくれる。こんな素敵な事って世の中に滅多に無いですよね?どうでしょうか。

Life can be wonderful if you're not afraid of it. All it takes is courage, imagination ... and a little dough. - C.Chaplin

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2012年4月16日月曜日

miRNAに関するカンパニーのレクチャー

今日は久しぶりに良いレクチャーに参加できたと思った。
レクチャーは企業から派遣された企業内ドクターが行ったもので、デンマークに本社のあるEXIQONが主催したものだった。レクチャーは、タイトルに「非常に」興味はあったものの実際には触れるチャンスのなかったmiRNAに関する様々な知見とアプリケーションを滔々と説明してくれるもので、予定の一時間を越えて一時間半のレクチャーだったが、本当に「久しぶりに」興奮させられた。
内心、「これはイイ~!」と大興奮しっぱなしだったのだが、どれ位のランニングコストなのかという肝心の点を最終的に訊ねた所、730ウェルのプレートを使った4サンプルのスクリーニングで基本的には凡そ$3,000と言われて、「ウーン」となってしまった。中々今の状態ではスクリーニングに使える状態ではないけど、社内での知見が蓄積されてスクリーニング用のオブジェクトが同定されてしまった後では、相当コストパフォーマンスの高いツールとして活躍するだろうなというのが容易に理解できました。
しかし、それでは遅いんですよね、、、。完全同定される前にサンプルをガンガン使って「自分達で」答えを提出したいんですが、、、。これ、R21のグラントに使えるな~!と思いました。まだ、自分のやってる癌に関してはある特定の実験で同定された小サンプルでのビトロのmiRNAしか発表されていないことが判っているので、これはチャンスが有ると思うんですが、世の中はそう甘くないんですよね。丁度、いまは昔two hybridが発表された直後にぼこぼこ雨後の筍のようにバインディング・プロテインが発表された時期のようなもんなんだと思います。
急がなくては!
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2012年4月15日日曜日

今の俺、このCMの状況に近くない事を祈る!w

今日はハンバーグを夕食用として作った。作り始めた後であれこれとキーになる材料がないことに気づき顔面真っ青になってしまったのだが、嫁さんのように料理の手練では「未だ!」ないので、タグボートのように急な方向転換が出来ない。内心舌打ちしながらも、あれこれと何とか体裁を整えて食卓に供出した。
一度方向を決めると急には方向を変えられない巨大石油タンカーのような能無しぶりでした。ちょうど作り終えた直後ぐらいに電話があって、嫁さんにそのことを話すと「作る前に材料が有るか無いかを確かめるもんよ。」と、至極アタリマエのことを言われて反撃できず。
材料を揃えてからしか実験はせんのとおんなしやわな。当然過ぎ。俺はアホか。(笑)
もう一つ今回の連続料理作製で思ったのはメインディッシュの作り方ばかりを習ってきたために、全くサイドディッシュをチャチャッと作ってテーブルに色を添えることが出来ないこと!これは現在進行形で大反省している。嫁さんが帰国したら今度はそこを中心に学びたい。
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2012年4月14日土曜日

秘密の?メモ

嫁さんが日本に発って既に12日が経過しました。嫁さんが居る時よりも徹底的に家を磨くというのが私の方針ですので、床、壁、諸々のゴミの処理など嫁さんが居ないのをいいことに好き勝手に自分の方針でキレイにしていってます。
キッチンを掃除していたとき、ハサミの入っているケースに、一枚のメモが置いてありました。全く隠してなくて堂々と置いてあったんですが、そのメモには嫁さんの字で丁寧にタイトルまで付いていて曰く「私が日本で食べたい物(^^)」となっていました。やっぱ、食うことはあいつにとって生活の大事な大事な要素なんだな〜、と改めて確認。という訳でその子供の作文のようなリストをここに記念カキコしておこうと思う。w 何時も、これを書き出していると私には話していたんですが、、、。
私が日本で食べたい物(笑)
  • コロッケ(お店の名前ですね)でランチ
  • 梅の花
  • 焼肉
  • しゃぶしゃぶ
  • すき焼き
  • 鉄板焼き
  • うどん
  • うどんすき
  • 焼き立てのパン
  • 食べ放題のお店
  • さしみ
  • お寿司
  • ケーキ、デザート、おまんじゅう系
  • パスタ
  • たこ焼き
  • もつ鍋
  • 豚まん
  • 餃子
  • やきとり
  • ラーメン
  • うなぎ
  • 天ぷら
こりゃ帰ってきたときはデブになってるな。(笑)勉強はしなくても、こう言うことには直(ひた)向きな情熱を傾ける不思議な嫁さんでした。
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2012年4月13日金曜日

大学訪問を終えて

昨日帰ってくる途中に車内で実際に娘から色々と話を聞いたが、結構興味深い話が多かった。
一晩、多くの新しい友人達と話を続けた娘によると、そこに居た多くの若人はいわゆる「お金持ち」の師弟達で、その多くは奨学金が全く出ない子が沢山居たそうで、80%カバーされる我が家は、ある意味最下層ですか?(笑)娘に聞くと、周りでは$5000程度しかカバーされず文句を垂れている子が多かったらしいんですが、どんだけ金持ちやねん!
その金持ち具合を間接的に語るかのように、その子達は多くがプライベート・スクール、若しくは全寮制の学校から来ていて、年間数万ドルをその師弟の教育に使えるような家庭の子達だというのです。
更には、JHUに来ている子供達の兄弟にはいわゆるIVYリーグに通う兄弟姉妹達が沢山居る上に、JHUを訪れていた彼ら自身も、その他にコーネルやコロンビア、ハーバード等からもアクセプタンスを貰っている人たちが沢山居たという事で、娘自身が自分がお金の掛かっていない「この中では」異質の存在である事を少し気にしていたようです。
が、しかし、私的にはそう言うのをまさに杞憂というべきかと思います。彼らは極めて手塩にかけられここまで伸ばされてきた存在、あなたはパブリック・エデュケーションだけで育てられ、自力でそこまで来た人間、どちらに伸びシロがあるか、どちらにポテンシャルがあるか良く考えてみな!と葉っぱをかけておきました。
雑草魂は親子二代じゃ! (笑)
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2012年4月12日木曜日

JHU二日目、そして帰宅

今日は親としては特に何もすることは無し。
昨日は一晩長女はJHUのDormitoryに一晩泊まってメンター達と色々話しあったりしたようだ。特に中身は聞きませんでしたが、翌日、更に午後三時直前までいろいろと話を聞いたりした結果、自分の意志でJHUに入ることを決めたようでした。そのまま結局UMDは訪れずに家の方へ向かいました。
道すがらPotomac MillsというI-95沿いのモールで少しだけ春の洋服を娘たちに買いました。上の娘はさすがに疲れたようで、車の中で泥のように眠っていました。家に着いたのは8時半、既に二日前からペット・ホテルに預けていた我が家のワンちゃんを拾い上げることは出来ませんでした。
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ツアーの途中です。寒い上に風が吹いています。
JHUの校章。これを踏むと学生は卒業できず、親はスカラーシップを打ち切られるなどのよくあるウワサ話を聞かされました。(笑)
更にメインのスクエアへ向かって移動中です。
各種クラブやフラタニティが勧誘合戦を繰り広げています。
Gillman Hallです。この中では最も高い尖塔かな?
図書館から見たGillman Hall
市内を巡回バスが巡っています。









2012年4月11日水曜日

JHU到着・Baltimoreは風が強くて寒い

今日はボルチモア到着。
Johns Hopkinsのキャンパスまで入ったのは初めてだった。極めてあちこちにビルが建っており、その感覚はアメリカであればお金のある大学の多くのキャンパスで何処も同じ。取り敢えず駐車場から出てMason Hallからシャトルバスに乗ってレクリエーションセンターで娘と共にしばらくはキャンパス散策ツアーについていくが、次の予定からは学生だけの行動になることからしばらくして長女とは離れ離れに。それにしても風がビュービュー吹いて実に寒い日でした。
ここから後は下の娘と昼飯を食べに行くためにインナーハーバーへ移動してFiveGuysでハンバーガーを食べて、更に今晩のお宿へと移動することにした。Hopkins Innという極めて簡素な古いお宿ではあるがキャンパスまで実質ワンブロック。周りにも沢山の食べ物屋が散っておりキャンパス外で住むなら凄く便利そうなところだった。取り敢えず夜は娘がピザを食べたいというので近くの店に連れて行った後、近くのバーンズアンドノーブルで娘の本漁りに付き合った。ホプキンスのグッズが山のように積まれており、何を買おうか非常に迷ったのだが、取り敢えず同僚の先生へのおみやげを購入しました。夜には眠れない娘がガンガン話しかけてきたので、それに長時間にわたって真面目に返答。(笑)お姉ちゃんの進学に触発されたようで、自分はハーバードにフルスカラーシップで行くんだそうです。思った一言は、、、、子供、、、、(笑)まあ、世の中賢い人は山のように居ますから、頑張ってどう競争するのか考えてみてください。
夢は大きく持って何の罪もないので頑張って欲しいもんです。w
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2012年4月10日火曜日

明日からボルチモア

明日から娘の行く可能性のある幾つかの大学で開かれる次期新入生ガイダンスが連続して持たれるため、家を空けがちになる。
先ずは初日Johns Hopkins Universityで泊りがけの説明会。親自身に対しては二時間のmeeting and greetingとかいう会が夕方に二時間あるだけなのだが、娘たちにはそれぞれメンターと呼ばれる上級生による指導があり、様々な説明会や案内会が夜遅くまで開かれるようだ。翌日も 午後の早い時刻まで説明や授業への参加見学がある模様。私たちは外でカニでも食べて待っとくか?(笑)ホテルはJHUの直ぐ東にあるHopkins Innと言うところにネットから予約を入れた。税込で約100ドルちょっと。まあ、安全、清潔であれば多くは期待しない。口コミ的には余り問題がなさそうだ。
全てが修了して、もし時間があればUMDのキャンパスにも少し立ち寄ってみようかと思っているのだが、I495周辺の渋滞時間にモロにぶつかる可能性もあり微妙なところだ。
明後日が終わるとその次の日からはUVAに2日続けて子供とその友人を送り込まなければならない可能性アリ。ちょっと面倒臭いのだが、こればかりは仕方あるまい。娘の友人が車で一緒に行くとは言ってくれるのだが、正直そんな運転初心者にたとえ直線が多いとは言え、娘の身を預けるのは親としては勘弁仕りたい、と言うか絶対無理。(笑)という訳で私自身が直々に出動。さあ、明日に備えて早めに寝るとしますか。
と、寝る前にこういう文章をJHUの見つけた。正に貧乏故にこの学校へ行けないようなことはないように保証してくれるというありがたい一文か。

Support for Student Financial Aid

When assigned a problem to solve, students at other universities may search to see what has been written before.  At Johns Hopkins, students start with a blank piece of paper.
The stellar reputation of Johns Hopkins’ academic programs and faculty attracts exceptional students to all our schools. Scholarship support has an immediate impact—signaling to applicants and current students that Johns Hopkins is as committed to their scholarly success as they are. But it also has a far-reaching effect, providing a promise to future generations that academic merit is the only criterion by which they will be judged.
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2012年4月9日月曜日

子供の日本語力

昨日はちょっと笑ってしまう事がありました。
家にいる長女・17歳はメリーランドに居た時までは日本語学校に行っていました。それも、小学五年生くらいまでだったのですが、結構、ドリルとかも自分でやっていたので中学に入ってからも比較的日本語の読み書きは出来ていると思っていました。実際に任天堂DSのその手の漢字能力検定テストをさせてみても大体は学齢-1くらいで推移していたので親としては「まあ、海外子女で学校行ってない人間ならこんなもんじゃろ」位で放っておきました。
ところがやっぱそうは問屋が卸さないんですね。システマティックに教えられていないとどういう穴ぼこが知識に出来るかというのをまざまざと見せ付けられたのが昨日の出来事。それは、夕方の事で、私と長女がトマトスパゲッティを食べ終わって寛いでいたところ、おなかが一杯だし、今日はパスタの気分じゃないと言って、「自分で作る」宣言をしていた次女が、やおらクックパッドからタピオカのメニューをプリントアウトしてきたようです。
それはそれでよかったのですが、何せ日本語力のめちゃくちゃ弱い次女ですから書いてある漢字が結構読めません。お姉ちゃんにそのメニューを持っていて、解読を依頼しているようでした。(笑)そこで、私が助け舟を出すつもりでチラッと覗き込むとプリント一杯にルビが振ってあります。笑い出しそうになるのをこらえてみていると、一緒にルビ付けをしていた長女が「お父さんこれなんて読むの?」と聞いてくる漢字がありました。それは「蓋」というのと「沸騰」という漢字でした。まあ、これは読めんかもなと思って眺めていると、、、あれあれ、長女が教えたルビの中にオカシナ振り仮名が「弱火」という単語に振ってあります。小さい字なんですがよーーーーく見てみると
じゃくひ
と書いてあるのでした。ガックリ。orz 僕自身生まれて初めて聞く単語です。
そのことを指摘すると苦笑い。そのあと、思わずお互いに大笑いしてしまいました。まあ、「弱」を「じゃく」と読めただけでも3ポイントとしましょうか。w 体系的、網羅的な日本語教育、やっぱり必要ですね。体験的日本語学習でした。(笑)日本語自由に話せるように見えても、やっぱ日常生活でいろんなシチュエーションで接する時間が少ないとこういう「穴」が開くんでしょうね。そう考えると、私の英語なんてきっと、、、。(まあ、これ以上はほじくり返しますまい。w)
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