2011年2月4日金曜日

納税の季節でござる

確定申告真っ只中のアメリカです。
以前にも納税のことについて手短に記したり日本とアメリカの比較に関して書きましたが、まあ確定申告はアメリカでは毎年の国民的行事ということでまた書きたいと思います。
テレビやラジオではこの季節、税申告に関わる色々な会社の広告がワンサカ出てきます。大きなところではH&R BlockとかLiberty Taxとか聞きますし、Liberty Taxなんかは通勤途上で自由の女神の着ぐるみを被った人が寒空のもと手を振り続けているのをよく見ます。(寒いんだから時給上げてやれよ
~!)
また他にも個人事業主とか、会社組織になってくると、懇意にしている会計事務所さんとか、税理士さんが数人集まってオフィスを開いている近所の事務所にお願いして一括処理してもらう人達も沢山いるわけです。
私の場合は、Turbotaxという完全ウェブベースのプログラムでの処理に頼っています。何と言っても収入源はごく限られていますし、低所得者ですから(笑)、あんまり事業主のように記入することもなく、必要な書類の準備(基本的にはW-2というフォームと持ち家のモーゲージで払った金利や手数料を示すフォーム1098および、雀の涙ほどの銀行から受け取った金利が記された葉書、及びその年に寄付したものやお金の記録)さえ終わっていれば色々と説明部分を巡回しながらでも数時間で済んでしまうものなのです。おまけに終了と同時に、連邦(federal)から幾ら、州(stete)から幾ら返ってくるというのが示されて、それをeFileというシステムで提出すると約数日で銀行にそのお金が振り込まれてくる仕組みになっています。
もしかしたらチョビっと損したりしてるのがあるかも?とか思ったりもするのですが、まあ、大した差ではあるまいと考えてこれで良しとしています。
今年もこの作業をエッチラオッチラ、ゴソゴソとやっていて、先週無事に終了しました。このシステムには40ドル程度の追加金を払うことで、万一ファイリングに間違いがあったとしてもIRS(米国歳入庁)という恐ろしいところと直接渡り合わずとも、turbotaxのほうで責任持って激論を交わしてくれることになっているので取り敢えずは安心です。(たしかに二年ほど前ちょっとだけ訂正を指摘されたことがありましたが、私が前面に出る必要はなかったですね。)
10年程前、メリーランドに居るときに聞いた話なのですが、「個人で税理士事務所を開くだけの才覚のあるような人はIRSには勤めないので、何時IRSが来ても、通常は容易に税理士事務所側がIRSを追い払ってしまうんで、逆にIRSのの人が気の毒です」というような話を聞いたことがありました。
どこまで本当かは別として、近所のIRSに質問があって足を運んだ時に係の人が私の質問に答えきれなかったことがあったので、もしかしたらそういう事も有るんかも知れんな~などと考えたものです。
取り敢えず、納税は社会人の義務!!脱税する輩納税出来るのに納税しない連中は刑務所行くか、道の端っこ歩け!。(笑)こうやってインフラを整えたり、社会の弱者を助けたりするんだからそれが出来ない連中は社会の構成員としては半人前という自覚を持っていただきましょう。

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