2010年7月14日水曜日

トヨタのリコール問題

トヨタのリコール問題に関してWSJが「急加速問題は運転ミスの可能性高し」との報道を行っている。
 同省は「ブレーキを踏んだが加速した」と運転手が訴えた車から数十台を選び、車載の記録装置を解析。その結果、いずれも事故時にブレーキは作動していなかった。一方で、アクセルを調節する電子制御スロットルは全開だったため、同紙は、運転手がブレーキを踏もうとして過ってアクセルを踏み込んだ可能性が示された、と指摘した。
改めて言うまでもないが、別にトヨタの肩を持つでもないことだが、この手の報道はそれが真実であるか否かは全く関係なく、常にセンセーショナリズムという常套手段のもとに行われるものであってそれに類したことはつい最近我々の大学でも起きた。Richmond Times Dispatchというのがこのあたりでは代表的な地方紙なのだが、この前あった治療後の小児歯科の患者さんに起きた麻酔後の死亡事故に関して当事者のうち児童側の遺族の証言のみから構成されたドラマティックな話が新聞に載った。担当の部署の内部の話を直接聞き知ったが、新聞に書かれている「お話」の扇動振りの凄いこと、、、通例の如しです。マッチポンプとはまさにこれ。
マスコミにおいては「私が記事を書いてスクープしました!!!」という手柄主義がまず先にあるのであり、真実を皆さんに知っていただき、社会の公正のために云々などというのは後から付けた理由であることは皆さんのご推測のとおりでしょう。
私の場合、書いてある記事をまずは信ぜざること鉄板の如し、とでもなりますか。(笑)

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